熊本地震:高齢者向け介護施設へ支援物資を届けています
復旧しない水道―水分補給も入浴もままならない日々
4月26日(火)、AAR Japan[難民を助ける会]の緊急支援チームは、被災した福祉施設4ヵ所への支援物資の配付と、NPO法人ピースプロジェクトと共同での炊き出しを行いました。
阿蘇郡西原村にある高齢者向け養護施設の「みどりの館」は、未だに水が使えないため、避難されているご高齢者の水分補給にと経口補水パウダー50パックを届けました。
同じく水道の使えない益城郡嘉島町の高齢者入居施設「悠優かしま」へも、ご高齢者の水分補給用にスポーツ飲料60本を、またお風呂に入れないため体ふきタオル10パック、ウエットティッシュ36個をお届けしました。
益城郡御船町の高齢者向け介護施設「オアシス」は、入居者50名および介護の必要な避難者2名を受け入れていますが、こちらも水が使えなく不自由な避難生活を続けておられます。アルコール手指消毒6本に加え、株式会社虎屋よりご提供いただいた羊羹500本もお届けしたところ、「羊羹は入居者の皆さんへのおやつとして配らせていただきます。とっても嬉しいです」とおっしゃっていました。
熊本市にある生活介護支援センター「あゆみ」は、食料や飲料も不足していたため、カップ麺48個、水18本、清涼飲料水12本、除菌ウェットティッシュ24本をお届けしました。「あゆみ」は本来は通所施設ですが、利用者の方々が余震などの不安から同施設への避難を希望されています。しかし、職員も被災しており、夜間の対応が難しいため今は受け入れられないという厳しい状態にあります。
そのほか、熊本県庁の災害対策本部へ、株式会社カタログハウスよりご寄贈いただきたエコノミークラス症候群対策の弾性ストッキング200組をお届けしました。弾性ストッキングの装着の際には保健師などの専門家から説明を受ける必要があるため、災害派遣医療チーム(DMAT)調整員の千島佳也子さんを通じて、益城町、 大津町、阿蘇市、熊本市の避難所に配付しいただくことになっています。
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