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ハイチ・ハリケーン:トラック追いかけ、援助を求める市民

2016年10月14日  ハイチ緊急支援
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緊急支援チームが現地入り

AAR Japan[難民を助ける会]の緊急支援チーム第1陣(大室和也・池上亜沙子)は、大型ハリケーン「マシュー」が上陸し、甚大な被害を受けたハイチで被災者支援を実施するため、10月13日に現地入りしました。国連によりますと、今回のハリケーンでは473人が亡くなり、140万人以上が緊急の支援を必要としています。そのうち約60万人は子どもたちです(国際連合人道問題調整事務所、2016年10月13日)。

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レ・カイとジェレミーの間の幹線道路から見える建物。屋根が激しく損傷しています

現地職員がハイチ南部のグランダンス県のジェレミー市と南県のレ・カイ市で調査を行ったところ、食糧などの緊急支援物資のニーズは高く、トラックが走ると声をあげて援助を求める市民の姿も目撃されたとのことです。また、障がい児が通っている学校や幼稚園など障がい者施設の多くは屋根が吹き飛ばされたり窓が壊れている状況で、室内に水が溜まり、再開できない状況が続いています。

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ジェレミーの障がい者が通う学校は屋根が吹き飛んだ状況で、室内にも水が溜まり、再開できていません

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家々はブルーシートで応急処置されている状況です

AARは今後、被害の調査をさらに進め、食糧や衛生用品などの物資を配付する予定です。

どうか緊急募金に皆さまのご協力をお願いいたします。

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