九州豪雨：子どもたちに遊び場を
学校が夏休みの今、九州豪雨の被災地の避難所では、日中も子どもたちの姿が見られます。朝倉市の避難所「サンライズ杷木」にいる子どもたちは、学校のグラウンドが仮設住宅の工事で使えないため、これまでのびのびと遊ぶことのできる場所がありませんでした。長引く避難生活は、子どもたちにも大きなストレスを与えます。
机として再利用した段ボールベッドをマスキングテープでデコレーションして遊ぶ子どもたち。左はAARの田中晴子（2017年7月23日）
AAR Japan［難民を助ける会］は、子どもたちが少しでも笑顔になれる時間を過ごせるよう、避難所の中に、子どもの遊び場となるスペースを設けました。また、塗り絵や折り紙、お絵かきのためのペンのほか、体を動かすためのフラフープやなわとび、キャッチボールセットなどのおもちゃを提供しました。子どものスペースができると、早速子どもたちがやってきて、段ボールの壁に思い思いに絵を書いていました。豪雨被害の影響で地元のお祭りが中止になったためか、屋台や花火などの絵も見られました。
スペースを利用する子どもの母親は、「学校では仮設の建設が始まり、また夏祭りや花火大会などの行事も中止になってしまったため、子どもの遊び場がなくなってしまったので、こうして少しでも遊べる場所があると助かります」と話してくれました。
段ボールの壁一面に書かれた子どもたちの絵（2017年7月25日）
今後の生活について前向きな思いを語ってくれた男性（右）とAARの大室和也（左）（2017年7月22日）
市の職員や、避難者の各地区代表の方々が参加する情報共有会議も続けています。サンライズ杷木に避難されている男性が「家が全壊して流されて今までの思いでも全て流されてしまい、とてもつらいけれど、前を向いて生きていたらなんとかなるばい！」と笑顔を見せてくれました。
AARは引き続き、避難者に寄り添い、避難所の課題を解決するために活動してまいります。
緊急募金にご協力ください
クレジットカードで以下のボタンからお手続きください。決済業務は、決済代行会社SMBCファイナンスサービスを通じて行っています。（お申し込み情報は、ベリサイン社の暗号化技術SSLを利用して送信されます。）  郵便振込で以下の口座番号と加入者宛にお振り込みください。
ご希望の方には、口座番号と加入者名を印刷した振込用紙をお送りします。 ※振込手数料はご本人さまのご負担になります。 銀行振込で以下の口座番号と加入者宛にお振り込みください。
【ご注意】銀行からのお振り込みは、こちらでお振り込み人さまを特定できません。 ※振込手数料はご本人さまのご負担になります。 コンビニで下記のボタンからお手続きください。払込用紙（ハガキサイズ）をお送りいたしますので、コンビニにお持ちになってお支払いください。 ※株式会社Eストアーのネットショップ「ショップサーブ」を利用しています。 ※手数料324円はご本人さまのご負担になります。 【ご寄付くださる皆様へ】皆様のご寄付は、ご指定の活動に活用させていただきますが、被災状況やニーズの変化などによっては、当初の計画よりも早い段階で活動を終了することもございます。それにより活動に必要な額をご寄付が上回った場合には、次なる緊急支援などに活用させていただきます。あらかじめご了承ください。 |
その他の活動ニュース
| 2021年07月08日 |
|
|---|---|
| 2021年07月05日 |
|
| 2021年05月14日 |
|
