西日本豪雨:より支援の行き届きにくい方々に配慮 7月11日の活動報告
地震や豪雨など災害が発生した際、AAR Japan[難民を助ける会]が重視しているのが、高齢者や障がいのある方への支援です。避難所や物資配付の情報を得られない、避難所に自力で行くことや集団生活が難しいなどといった理由でより困難な状況に陥る可能性が高いからです。7月11日、AARの緊急支援チーム(高木卓美と田中晴子)は、障がい者支援を行うNPO法人 岡山マインド 「こころ」(岡山県倉敷市真備町)を訪れ、被災状況や必要な支援について聞き取りを行いました。
同法人が運営するグループホームの入居者は、近隣のまきび病院に緊急入所し、全員無事でした。施設周辺の水は引きましたが、大量の泥が残り、近隣住民の方々は清掃に追われています。泥かきに必要な物資のニーズが高いため、AARは飲料水や掃除用具などを支援する予定です。
日々変わる被災地の状況やニーズを共有
この日は、他団体と情報を共有する会議にも参加しました。どの地域にどのような支援が集まり、どの地域で何が不足しているか、日々変わる被災地の状況やニーズを確認し合いました。
疲労困憊する避難者に炊き出しを提供
また、AARは倉敷市立二万小学校で引き続き、NPO法人ピースプロジェクトとともに炊き出しを実施し、牛丼250食と卵250個を提供しました。被災された方々の多くは、日中、自宅の片づけのために一時帰宅されています。家の中の泥をかいても終わりがなく、避難所に戻られるころには疲労困憊され、炊き出しのアナウンスに気づかない方もいるほどです。
多くの方が寝泊まりする体育館は気温と湿度が非常に高く、新たに空調が設置されました。少しずつ避難所の環境は改善されていますが、体育館に入ることのできない避難者もおり、テントや車中での寝泊まりを余儀なくされています。携帯が水没するなどして情報を得られない方もいるため、炊き出しを提供しながら、一人ひとりに罹災証明書の発行方法などの情報を伝えています。
被災された方々は先行きへの不安に加え、連日の暑さに疲労の色をにじませています。緊急募金に、皆様のご協力をどうぞお願いいたします。
緊急募金にご協力ください
クレジットカードで以下のボタンからお手続きください。決済業務は、決済代行会社SMBCファイナンスサービスを通じて行っています。(お申し込み情報は、ベリサイン社の暗号化技術SSLを利用して送信されます。) 銀行振込で以下の口座番号と加入者宛にお振り込みください。
【ご注意】銀行からのお振り込みは、こちらでお振り込み人さまを特定できません。 西日本豪雨緊急支援にご寄付くださる場合は、振込人名の後に「西日本豪雨」とご記入ください。 ※振込手数料はご本人さまのご負担になります。 コンビニで下記のボタンからお手続きください。払込用紙(ハガキサイズ)をお送りいたしますので、コンビニにお持ちになってお支払いください。 ※株式会社Eストアーのネットショップ「ショップサーブ」を利用しています。 ※手数料324円はご本人さまのご負担になります。 郵便振込で以下の口座番号と加入者宛にお振り込みください。
|
【ご寄付くださる皆様へ】皆様のご寄付は、ご指定の活動に活用させていただきますが、被災状況やニーズの変化などによっては、当初の計画よりも早い段階で活動を終了することもございます。それにより活動に必要な額をご寄付が上回った場合には、次なる緊急支援などに活用させていただきます。あらかじめご了承ください。