九州北部大雨 速やかな復興をサポート
九州北部では8月27日から降り続いていた大雨が小康状態になり、佐賀県では多い時で2,200人以上にのぼった避難者も、9月2日朝9時現在の発表では182世帯357人となりました(佐賀県災害対策本部)。道路の通行止めは現在も各地で続くものの、2,500戸近くに生じた断水も解消され、ライフラインは復旧しています。
一方で、全土で床上・床下浸水あわせて2,000件以上に及んだ住家被害や、浸水などにより設備の使えなくなった福祉施設等の復興は、これから始まります。
佐賀に第二の拠点を持つAARは、佐賀事務所を中心に調査を行うとともに、喫緊に必要とされた物資の提供を続けています。佐賀県武雄市にある障がい者施設、特定非営利活動法人菜菜では浸水が胸元にまで達し、利用者の方の送迎用の車両や車いす、コンピューター等の備品や設備の多くが使えなくなるほどの被害を受けました。佐賀市の社会福祉法人佐賀中部会はがくれ学園は知的障がいのある方の入所施設で、週末には断水は解消していたものの、水道水が白濁し、飲料水には適さない状態でした。被災地全体では、浸水で車が使えなくなり、移動手段を失って自宅の片付けや買い物等に不自由している方が多くいらっしゃいます。
AARでは8月31日、9月1日の2日間は、福祉施設に被害状況やニーズの聞き取りをしながら、そこですぐに求められていたスポーツドリンクや衛生用品などを配付しました。
福祉施設の復旧・復興は、利用者の方々の健康を守るためであると同時に、ご家族が安心して自宅の復旧作業を行うためでもあり、速やかな対応が必要とされます。AARでは現在、こうした施設への備品や設備等の支援の準備を進めています。
またこれから、復旧にあたって行政などの支援制度から漏れてしまう個人や施設の支援ニーズが発生することが見込まれます。佐賀に拠点をもつAARとして、被災された方々の復旧・復興を今後もサポートしてまいります。
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