活動ニュース

九州北部大雨 調査・支援を続けています

2019年09月06日  日本緊急支援
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8月27日から数日間にわたる九州北部大雨の影響で、9月5日朝9時時点でも、76世帯160人の避難が続いています。住家の被害は、床上・床下浸水や全壊などを含めると、3,200件以上に及びました(佐賀県災害対策本部)。
AARは8月28日から、佐賀AAR事務所を中心に調査をはじめ、8月30日には東京事務局からもスタッフを派遣。福祉施設などからニーズを聞き取り、必要な物資を提供しています。

福祉施設を利用される男性とAARの生田目が、AARが寄付をしたハサミとハサミが入った箱を持っている

障がい者が野菜づくりなどを行う福祉施設「菜菜」では、浸水で農業用ハサミが使えなくなってしまったため、新しいハサミ30本を提供しました。(2019年9月3日)

9月3日には、佐賀県武雄市のNPO法人みつわ 宅幼老施設「笑びす」を訪問しました。同施設を利用する高齢者のうち、特に武雄市北方町久津具地区に暮らす方の多くの家が浸水しました。水浸しになった家具や床などを早急に乾燥させる必要がありましたが、送風機が不足していて困っているとの話を受け、早速、翌日に送風機3台を提供しました。「今、一番必要だったので、助かります」と施設の方は話されていました。

宅幼老所笑びすの玄関前に、代表の荒川千代美氏の方とAAR高木が立つ。2人の前には、送風機が入った大きな箱が3つ並ぶ

浸水した家具などを乾かすため、送風機3台を早急に提供。「笑びす」代表の荒川千代美氏(左)とAAR東京事務局の高木卓美(右)(2019年9月4日)

また、武雄市災害ボランティアセンターでは、被災された方々からの要望などを電話で受け付けています。しかし、浸水により家の固定電話が使えなくなった方や、障がいのある方のなかには、電話すること自体が難しい場合があり、必要な支援があったとしても要請することができません。このような状況であるため、宅幼老施設「笑びす」から、「高齢者世帯を中心に片づけや清掃作業を進める拠点をつくりたいです」と、お話がありました。AAR はその拠点を立ち上げるために必要な物資支援や技術サポートを行う予定です。

復旧は少しずつ進んでいますが、サポートが必要にもかかわらず支援が行き届いてない方々がいます。AARはこうした方々へ、今後も調査や物資提供などを行っていきます。また、調査で得た情報や現場のニーズを、行政や災害ボランティアセンター、現地団体などと共有し、迅速に支援が届けられるよう、連携し進めていきます。

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    (トクヒ)ナンミンオタスケルカイ

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