台風19号 被災者支援:福島県でも支援を開始
AARでは10月15日、長野県、栃木県、茨城県それぞれで現地での調査を進めました。
いずれの県でも複数の河川が決壊し、浸水地域が広範囲に及んでいます。各地で市役所や社会福祉協議会を訪問し、被災した福祉施設についての情報収集や、障がいのある方々への支援体制、予定などを確認しました。
長野県では、小布施町役場、須坂市役所、飯山市役所などでの聞き取りと、被災地域の福祉施設を訪問し、被害状況を確認しました。
障がいのある方々が農業に取り組む「社会福祉法人くりのみ園」(上高井郡小布施町)では、養鶏や野菜、米の栽培などを行っていますが、浸水により鶏や田畑、農業機械などが被害を受けました。また停電も続き、午前中だけの活動に限っているとのことです。
長野市は依然として水が引いていないところも多く、行政でも被災情報は収集できているものの、実際に福祉施設を訪問できる状態ではないとのことです。AARでも引き続き、千曲川の決壊による浸水地域での福祉施設の被害状況や必要な支援について調査を継続していきます。
15日には福島県にも緊急支援チームを派遣しました。福島県では東日本大震災以降、福祉施設への支援を継続しています。阿武隈川の決壊により流域の丸森町、郡山市、いわき市などが、また氾濫した宇田川流域の相馬市での被害が特に深刻で、広い範囲で断水も続いています。チーム到着と同日に、東日本大震災の復興支援を続けている相馬市の「工房もくもく」に、要請のあったポリタンクや、ウェットティッシュなどをお届けしました。また丸森町役場に、トイレットペーパーなどを提供しました。
丸森町の避難所では、ある70代の女性が、「亘理で(東日本大震災による)津波の被害で夫を亡くした。その後故郷の丸森に帰って家を建てたが、その家が一階天井まで水が来てここにいる」ととてもお辛い状況を、AARスタッフにお話しくださいました。東北の震災以降、避難を繰り返してこられた方々の心労が一層募ることが懸念されています。
直接訪問して状況を確認することができていない福祉施設が多数あるため、引き続き福島県、長野県などでの調査を続けるとともに、今すぐに必要な物資を届けてまいります。
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