バングラデシュ:感染リスクを下げるための衛生知識を―新型コロナウイルス緊急支援
バングラデシュでは、政府の発表によると4月13日時点で、803名が感染し、39名が亡くなっています。
AAR Japan[難民を助ける会]が支援活動を行う同国のミャンマー避難民キャンプ内では、これまでに感染者は確認されていませんが、 新型コロナウイルス感染・拡大防止に向けて3月に啓発活動を行いました。
避難民キャンプでは人口密度は高く衛生状態も悪いため、1人でも感染者が出ると急速に感染が広がる恐れがあります。医療設備も整っていないため、死亡率も高くなることが予想されます。また、通信制限でインターネットが使えないことなどから情報が入りづらいキャンプ内では、新型コロナウイルスに関する正しい知識や予防の実践が欠かせません。
まず、現地協力団体のスタッフから、キャンプ内で啓発などを行うボランティアに対して、コロナウイルスの予防策について研修を行いました。そして、受講したボランティアが、5つの避難民キャンプと近隣の地域住民に向けて、手洗いの徹底や過密を避けることを伝えるセッションを252回実施しました。感染のリスクを少しでも下げるため、5人から6人以内の人数で、参加者同士の距離をあけて開催しました。また、子ども向けの衛生啓発セッションも開きました。
さらに、啓発などを担当するボランティアが、避難民と地域住民に向けて1対1で、合計385人へ新型コロナウイルスに関する衛生面や気を付けるべきポイントを伝えました。
そのほか、手洗いや咳エチケットの推奨、感染が疑われる症状がでたときなどに相談ができる電話番号の情報を盛り込んだ、ポスターやリーフレットを作成しました。
また、女性や子どもたちが安心して過ごしたり相談ができる、子どものためのフレンドリースペース(CFS)、女性のためのフレンドリースペース(WFS)の施設を運営する職員とボランティア用に、マスク、液体石けん、消毒液、コットンを用意しました。
国内外ともに緊急支援が急務
新型コロナウイルスの終息には、未だ見通しが立たない状況ですが、AARは今できる支援を続けています。国内・海外ともに支援を必要とする方々のもとへ、その地域の状況に合わせた支援を届けていくため、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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