障がい関連団体にマスクなど配付:新型コロナウイルス緊急支援
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、AAR Japan[難民を助ける会]は日本国内の障がい関連団体・障がい福祉施設に対し、マスクなど衛生用品の緊急配付を協力企業のご支援を得て実施しています。併せて、海外でも障がい者や難民、貧困家庭などを対象に衛生用品配付、 手洗いの啓発活動を続けています。取り組みの現状を報告します。
企業から緊急物資提供
AARが3月末、日本障害フォーラム(JDF)、日本障害者協議会(JD)を通じて実施した緊急調査で、全国の障がい関連団体・施設でマスク、消毒液などの衛生用品が不足していることが確認されました。こうした衛生用品や医薬品、日用品を扱っておられ、日頃から AAR にご協力いただいている企業の皆さま、エーザイ株式会社、株式会社オートバックスセブン、 ユースキン製薬株式会社の各社から、マスク、使い切りゴム手袋、保湿 クリーム、あせもシート、ビタミン剤などの製品を多数ご提供いただきました(4 月 23 日 現在)。
AAR は JDF、JDに加盟する73の障がい関連団体・施設に対し、これらの支援物資をセッ トにして緊急配付を進めており、4月22 日時点で25団体にお送りしました。通常の緊急支援では物資は手渡しが原則ですが、感染拡大防止のため、今回は配送にてお届けしています。 今後も製品が手元に届き次第、順次発送していく予定です。
支援物資を受け取った障がい団体の皆さまからは「マスクを手作りしたり、施設内で譲り合 ったりして何とかしのいでいるのが実情です。この度の支援はたいへんありがたく、心より感謝します」「訪問看護の現場は疲れ切っています。感染予防に必要なマスクを送っていただき、本当に助かりました」「知的障がいのある方とご家族は、今回の事態で特に多くの困難に直面しています。仮に家族が感染した場合、障がいのあるご本人を誰がケアするのかなどの不安がある中、AARの支援を心強く感じます」など感謝の声とともに、障がい者が置かれた切実な状況についての訴えも寄せられています。
海外でも衛生啓発・物資配付
AAR が従来から支援活動を行っている海外各地でも、難民に対する衛生啓発や電話相談、障がい児がいる世帯への石けんや食料配付などの支援 を実施しています。
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AAR は政治・思想・宗教的に中立の立場で、国内外を問わず、より弱い立場にある人々を 優先して支援活動を実施しています。日本を含めて、世界中の誰もが等しく新型コロナウイ ルスの脅威にさらされる今、互いの思いやりと連帯こそが、この未曽有の難局を乗り越える 力になると考えます。皆さまからの温かいご支援・ご協力を重ねてお願い申し上げます。
緊急募金にご協力ください
クレジットカードで以下のボタンからお手続きください。決済業務は、決済代行会社SMBCファイナンスサービスを通じて行っています。(お申し込み情報は、ベリサイン社の暗号化技術SSLを利用して送信されます。) 銀行振込で以下の口座番号と加入者宛にお振り込みください。
【ご注意】銀行からのお振り込みは、こちらでお振り込み人さまを特定できません。 振込人名の後に「コロナウイルス緊急支援」とご記入ください。 ※振込手数料はご本人さまのご負担になります。 コンビニで下記のボタンからお手続きください。払込用紙(ハガキサイズ)をお送りいたしますので、コンビニにお持ちになってお支払いください。 ※株式会社Eストアーのネットショップ「ショップサーブ」を利用しています。 ※手数料330円はご本人さまのご負担になります。 郵便振込で以下の口座番号と加入者宛にお振り込みください。 ※備考欄に「コロナウイルス緊急支援」とご記入ください。
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【ご寄付くださる皆さまへ】皆様のご寄付は、ご指定の活動に活用させていただきますが、状況やニーズの変化などによっては、当初の計画よりも早い段階で活動を終了することもございます。それにより活動に必要な額をご寄付が上回った場合には、次なる緊急支援などに活用させていただきます。あらかじめご了承ください。
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