タジキスタン:洪水で被災した子どもたちに文房具を配付
タジキスタンの首都ドゥシャンベから東に車で約1時間半の場所に位置するクロソン地区サドリディンは、5月中旬に起きた洪水と土砂崩れによって甚大な被害を受けました。新型コロナウイルスの感染拡大で経済的にダメージを受けている人々に、さらに追い打ちをかけるかたちで襲いかかった災害。AAR Japan[難民を助ける会]の被災地支援活動をタジキスタン事務所のアミノヴァ・ザリナが報告します。
新しい制服と文房具を持って通学
AARが6月に現場で被災状況とニーズの調査を行った際、子どもたちからは「洪水で全てを流され、学校へ行くために必要な制服や文房具などを失ってしまった」といった声が多数寄せられました。そこでAARは8月、子どもたちが学校に通えるように、最も被害が大きかった学校の生徒120人へ制服を配付しました。(詳しくはこちら)
タジキスタンでは、新型コロナウイルスの緊急措置として学校の一斉休校が続いていましたが、8月下旬から学校が再開しました。再開に伴い、AARは9月16日に被災地を再び訪問し、制服を届けた子どもたちに文房具セット(ノート、ペン、鉛筆、鉛筆削り、文具を収納するソフトケース)を配付しました。また、学校での新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、洗濯して繰り返し使用できる布製マスクを児童と教員に配りました。
「学校に行くのが楽しみ」
支援物資を受け取った小学3年生のマフトゥナさんは、こう話してくれました。「私の家は洪水で流され、全てを失いました。勉強に必要なものは何もなく、本当に悲しかったです。けれど今は新しいペンとノートがあって、学校に行くのがとても楽しみです。」
AARは引き続き、被災地でニーズを聞き取りながら支援を継続していく予定です。加えて、タジキスタンでは未だに新型コロナウイルス感染の収束の目途は立っておらず、感染すると重症化の恐れもある障がいのある方々などを対象に衛生用品の配付を行います。皆さまのご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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