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子どもたちにきれいな水を:2013夏募金のお願い
AAR Japan[難民を助ける会]は、南スーダン共和国の圧倒的に水が足りていない地域で、
井戸をつくり、安全な水を届ける活動を行っています。
汚れた沼や池の水を飲み、消えてゆく幼い命。ただただ、水を汲むために終わる少女の一日。
そんな南スーダンの子どもたちの状況を変えたい。
夏募金にご協力をお願いします。
「7年前、AARが村に井戸をつくりました。
私たちの生活は、大きく変わりました。」
AARは、スーダンの内戦終結の翌年2006年から、南スーダン共和国の東工クアトリア州で井戸や給水塔をつくっています。これまでに129基の井戸と6つの給水塔を完成させました。その利用者は約70万人。川や沼、溜池の水を使っていた方々が、安全な水を使えるようになりました。
以前は……
![水のタンクを頭に載せて運ぶ子どもたち](/join/event/images/event1308_1176_9walk.jpg)
子どもたちは、重たい水を頭に載せて毎日4時間歩きます。学校にも通えません。
![家畜とならんで溜池の水を飲む子ども](/join/event/images/event1308_1176_7pond.jpg)
動物も使う溜池の不衛生な水を飲んでいました。感染症にかかり命を落とす危険もあります。
井戸ができると……
![学校の子どもたち](/join/event/images/event1308_1176_6school.jpg)
水くみにかかる時間が減り、子どもたちは学校で勉強する時間ができました。
![AARのつくった井戸で水を飲む子ども](/join/event/images/event1308_1176_8well.jpg)
きれいな水が飲めるので、下痢や感染症が減りました。
井戸をつくる際には、村人に正しい管理の方法を伝えたり、壊れた場合も修理ができる人材を育てています。また、井戸完成後も、定期的に訪問し、正しく使われているかを確認しています。
「AARが村に井戸をつくってからは、とっても楽になったし、友達と遊ぶ時間も増えたよ」
![AARのつくった井戸の前で、角谷駐在員と子どもたち](/join/event/images/event1308_1176_10pump.jpg)
2006年にAARがナブアゲ村につくった井戸。壊れたら修理をして、今も大切に使っています。左は南スーダン駐在代表の角谷亮(2013年3月)
現場で活動にあたる駐在員・角谷亮からのメッセージ
南スーダン駐在代表 角谷亮
![南スーダン駐在代表 角谷亮](/join/event/images/event1308_1176_11kakutani.jpg)
2010年4月よりスーダン南部(現・南スーダン共和国)カポエタ事務所駐在。日本とは文化も習慣も違う同国で、水・保健・衛生事業などさまざまな活動を実施。今年駐在4年目を迎える。兵庫県出身、30歳。