2025年までに地雷のない世界を!地雷ゼロ2025キャンペーン
地雷ゼロ2025キャンペーン
1997年に対人地雷禁止条約(通称:オタワ条約)が生まれて、20年以上が経ちました。現在、164ヵ国が加盟しています。
条約によって、数えきれない命が地雷から守られ、紛争に傷ついた土地が再建されました。しかし、地雷問題は決して過去の話になったわけではありません。これまで30の国々で地雷が完全に取り除かれましたが、58ヵ国は汚染されたままです。残念なことに、地雷による被害は再び増加の一途をたどり、いま6000万を超える人々が地雷や不発弾によって命の危険にさらされているのです。
条約に加盟した国々は、2025年までに条約の定める地雷の廃棄や除去などを完遂させるという目標を定めました。その取り組みを市民社会が後押ししようと、地雷問題に関わる各国のNGOが共同で立ち上げたのが、「Landmine Free 2025(地雷ゼロ2025)」キャンペーンです。各国の政府や除去団体、支援団体、そしてこの問題に関心を寄せる個人が力を合わせれば、この目標はきっと達成できると私たちは信じています。
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- 2020年02月05日、「トランプ政権は、対人地雷政策変更の撤回を」
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- 2019年12月26日 、対人地雷廃絶はどこまで進んだのか―オスロサミット報告