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世界の子どもたちに、未来を切り拓くきっかけを―2014年冬募金のお願い
誰もが教育を受けられる社会に変えよう
カンボジアのサルーン君(14歳)は、7歳のときに事故で大けがをおいました。下半身不随の体では教育を受けても意味がないと、家族も本人も諦めました。 幼いころに高熱が原因で弱視になってしまったスリウちゃん(10歳)は、家が貧しく眼鏡を買ってもらえません。学校には行けても黒板の文字がよく読めず、授業についていけないのは仕方がないと思っていました。 障がいのために教育を諦めている子どもたちは、カンボジアだけでなく、世界中にたくさんいます。「障がいがあるから、仕方ない」、本人も家族も、周囲も、そう思い込んでいるのです。 AARはこの考えを、教育の現場から変えようとしています。 AARはサルーン君の家族や先生に、障がいがあっても勉強すれば将来の可能性が広がることを繰り返し説明し、学校のバリアフリー化工事も実施。サルーン君は今、小学校2年生として通学を再開しています。 スリウちゃんには眼鏡を。授業の内容が理解できるようになって自信がつきました。 一生懸命勉強する子どもたちの様子を見ていると、子どもたち1人ひとりに未来を切り拓く力があること、そしてAARの支援が確実にそのきっかけになっていることを強く感じます。すべての子どもたちが、未来に希望をもてるように、あなたのお力をお貸しください。 カンボジア駐在員 園田知子 |
皆さまのご寄付は障がい者支援をはじめ、世界15ヵ国での支援活動に活用させていただきます。
途上国の障がいのある子どもの多くは、教育を受けることなく大人になります。
教育を受けられなかったために仕事につけず貧困から抜け出せない、貧困のために、その子どもも栄養不良などで障がいをおってしまう、という悪循環が存在しています。AARはこの悪循環を断ち、障がいのある方もない方も、ともに暮らせる社会を目指して支援を実施しています。現在はミャンマー、ラオス、カンボジア、タジキスタン、アフガニスタン、ハイチで、教育環境の整備、地域社会への「障がい理解」の促進、訪問リハビリ、職業訓練など、総合的な取り組みを行っています。
タジキスタン:障がいのある子どもも通えるよう、学校に働きかける |
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問題点
活動・取り組み普通学校にスロープや手すり、車いすでも使えるトイレなどを設置。また障がいに合わせた指導ができる教員を養成したり、補助具を提供したりしています。 |
ミャンマー:「障がいがある人は何もできない人」という思い込みを取り除く |
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問題点
活動・取り組み障がいがあっても、工夫次第で一緒に学べること、仕事もできることを、地域のイベントや教員への研修、家庭訪問などで粘り強く伝えています。 |
友だちができた。字を教わった。将来の夢ができた。
その喜びは、障がいがある子もない子も、みんなが手にすべきもの。
教育は、子どもたちの、そして国の未来を作る、とても大切なもの。
世界中の子どもたちが未来を手にできるよう、あなたのお力をどうぞお貸しください。
皆さまのご寄付は障がい者支援をはじめ、世界15ヵ国での支援活動に活用させていただきます。
「月々3,000円(1日100円)」のご寄付を一年間続けるとできること
タジキスタン
歩行が困難な子どもに、車いすを1台提供することができます。
カンボジア
障がいのある子どもも指導できるよう、7名の教員に研修を行うことができます。
ミャンマー
障がいのある若者3人に、1年間の職業訓練を提供するために必要な資材を購入できます。