下記のイベントは終了/申込受付終了いたしました。
命を守り、安心できる暮らしを取り戻すために。―2015 夏募金のお願い
災害や紛争で、家も、故郷も、
かけがえのない家族まで、突然失ってしまった。
子どもたちが直面しているのは、私たちの
想像を超える現実です。命を守り、安心できる
暮らしを取り戻すために、皆さまのお力が必要です。
ある日突然、街が戦場になった。
台風で家を失った。津波で家族を亡くした。
AAR Japan[難民を助ける会]が支援しているのは、 自分ではどうすることもできない理由で、 理不尽に日常を奪われた方々です。
1. 命をつなぐ緊急支援
緊急時に家を追われた方々は、何も持ち出せずに避難場所や隣国へ逃げてきます。生き延びるために必要な食料、水、毛布、テントなど、何がどこで不足しているかを早急に調べ、届けています。
ネパール地震緊急支援
山間部のタサルプー村では、ほとんどの家屋が全壊・半壊。村人は瓦礫の中から拾い集めた材料で仮ごしらえの小屋を作り、何家族もが身を寄せ合うようにして寝泊まりしていました。食料とともにテントの資材を手渡すと、「やっと家族でひとつ屋根の下で寝られる」と、ほっとした顔を見せてくれました。
柿澤福郎
2. 避難先での暮らしを支える中長期支援
シリア難民支援(トルコ)
緊急時を乗り越えても、災害や紛争で受けた被害から復興するまでは数年単位の時間がかかります。長期の避難生活を支えるため、衛生環境の整備、通学・就業支援、心のケアなどが必要です。
シリア難民の方々の避難生活はまだ終わりが見えません。長引く避難生活を支えようと開設したコミュニティセンターには、生き抜くためにトルコ語を学ぶ方々や、笑顔で地域の方々と交流する子どもたちの姿があります。家に閉じこもりがちだった女性も、家族と通ってくれるようになりました。
栁田純子
3. 新しい生活をつくる復興支援
復興支援では、以前の状態に戻すだけではなく、より良い状態への再建を目指しています。AARは現場にとどまり、難民や被災した方々の新しい生活を支えています。
ハイチ大地震復興支援
2010年の大地震による衛生状態の悪化により、コレラが蔓延したハイチ。衛生状況改善のため、トイレや手洗い場の建設、小学校での手洗い指導を行っています。習ったばかりの手洗いの仕方を誇らしげに見せてくれる子どもたちから、私たちが元気をもらっています。
池上亜沙子
もっとも困難な状況にある方々へ障がいのある方や高齢の方は、物資の配付場所まで自力で来ることが難しく、情報も得にくい状況に置かれます。AARは長年の経験から、支援の手からもれがちな方々を常に重点的に支援しています。 |
AARの支援活動は、皆さまからのご寄付で支えられています
災害や紛争に見舞われた方がつらい生活を強いられるのは、報道で注目されるわずかな期間だけではありません。迅速に現場での支援を開始し、復興まで寄り添う私たちの活動は、皆さまのご寄付で行っています。夏募金にどうかご協力をお願いいたします。
AARを応援してくださる皆さまからのメッセージ
- AARが迅速に現地に救助に向かっていること、障がい者のことを考えて行動していることが、寄付を決めた大きな理由です。 (2013年 フィリピン台風被災者支援)
- 本当に必要な方々に届くと信頼できると思い、突発的な災害の場合はAARに寄付しています。(2015年 バヌアツサイクロン被災者支援)
- 長く地道な活動を支持し信頼しています。 (2013年 フィリピン台風被災者支援)
皆さまのご寄付は災害や紛争の緊急・復興支援活動に活用させていただきます。
「月々3,000円(1日100円)」のご寄付を一年間続けるとできること
ネパール
2週間分の食料とテント資材などを約5世帯(25人)に届けられます。
トルコ
シリア難民7人が、トルコ語講座を1ヵ月間受講できます。
ハイチ
小学校の1教室に、ほうきやバケツなどのおそうじセットを届けられます。