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3/25(金)講演会「ロボットが人を殺す未来」/Evening Forum: Future in which Robots Kill Humans
ロボットによる殺人を防ぐために
キラーロボット(殺傷ロボット)とは、自律的に標的を決定し、人間の判断なしに攻撃を行う兵器のことで、自律型致死兵器システムとも呼ばれます。まだ存在していませんが、実用化されれば、人間の判断なしにロボットが標的を攻撃することが可能になってしまいます。
この兵器の開発を阻止するために、2013年4月、市民社会の国際的なネットワーク、キラーロボット反対キャンペーンが発足しました。AAR Japan[難民を助ける会]は、キラーロボットの問題は単に政治や軍事の問題ではなく、今後市民社会が一丸となって取り組んでいくべき人道問題であると考え、発足当初からキャンペーンの運営委員として活動しています。
キラーロボットにはどのような問題があるのか。開発はどこまで進んでいるのか。3月25日(金)、同キャンペーンのグローバルコーディネーター、メアリー・ウェアハム氏と外務省軍縮不拡散・科学部通常兵器室上席専門官の永吉昭一氏をお招きし、講演会を開催します。
ぜひお越しください。
キラーロボット反対キャンペーンは、現在26ヵ国から59団体が参加しており、随時参加団体を募集しています。ご関心のある団体は、AARまたはキャンペーン事務局までご連絡ください。
More information in English is available here.
3/25(金)講演会「ロボットが人を殺す未来」
登壇者
メアリー・ウェアハム氏(基調講演)
キラーロボット反対キャンペーン グローバル・コーディネーター。ヒューマン・ライツ・ウォッチ兵器局アドボカシー・ディレクター。対人地雷禁止条約、クラスター爆弾禁止条約の実現に向けた運動に中心人物として携わり、現在も両条約の普遍化および実施への働きかけを続けている。
永吉昭一氏(ゲスト)
外務省軍縮不拡散・科学部通常兵器室上席専門官。通常兵器に関する各種国際的な枠組み(特定通常兵器使用禁止条約、武器貿易条約、対人地雷禁止条約など) を所掌。自律型致死兵器システム(LAWS)を巡る国際的な議論にも参加。2014年8月より現職。それ以前は、主に核不拡散、核セキュリティ、原子力安全、海上安全保障問題に従事。
長 有紀枝(司会兼コメンテーター)
AAR理事長。2009年4月より2010年3月まで立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任教授。2010年4月より立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・立教大学社会学部専任教授。これまで紛争下の緊急人道支援や、地雷対策、地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)の地雷廃絶活動に携わる。過去にはキラーロボットの規制に向けた国際会議に運営委員として参加。
日時 |
2016年3月25日(金)午後7時00分―午後9時00分(開場:午後6時30分) |
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会場 |
文京シビックセンター会議室 |
参加費 |
1,000円 (学生 500円) |
登壇者 |
メアリー・ウェアハム氏(キラーロボット反対キャンペーン・グローバルコーディネーター) |
言語 |
英語から日本語への逐次通訳あり |
定員 |
90名(先着順) |
主催 | AAR Japan[難民を助ける会] |
共催 | キラーロボット反対キャンペーン |
協力 | 株式会社イングラム |
後援 | 外務省 |
助成 | 一般財団法人大竹財団 |