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2/19(火)シンポジウム「キラーロボットのない世界にむけて」
キラーロボットとも呼ばれる自律型致死兵器システム(LAWS)は、人間の介入・操作なしに攻撃目標を定め人を殺傷することができるAI兵器です。核兵器に次ぐ兵器革命をもたらすと警告されるLAWSは、いまだ実戦投入はされていないものの、米国やロシアなど十数ヵ国が開発中で、近い将来の実戦利用が懸念されています。
こうした動きを前に、LAWSの規制のための国際会議が開催され、AAR Japan[難民を助ける会]も運営委員を務める、世界的なNGOの連合体「キラーロボット・反対キャンペーン」が中心となり、実戦投入前に禁止条約の策定を呼びかけるなどの国際的な動きが進んでいます。
本シンポジウムでは、LAWSの規制に向けたアジア地域会合が本年2月に日本で開催されるのを機に、「キラーロボット反対キャンペーン(Campaign to stop killer robots)」の創設者らを講師に迎え、最新の禁止運動の現状や課題について講演いただきます。
※講演内容は同時通訳されます
国連の軍縮部門のトップに日本人として初めて就任した、中満 泉氏(国連軍縮担当事務次長・上級代表)からのビデオメッセージが放映されます。
シンポジウム「キラーロボットのない世界にむけて」
日時 | 2019年2月19日(火)午後6時30分ー午後8時30分 |
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会場 |
立教大学 池袋キャンパス 8号館1階8101教室(マキムホールM201教室から変更になりました。2月8日) |
参加費 | 無料 |
定員、お申し込み | 200人(申し込み不要、当日会場にお越しください) |
主催 | 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 |
共催 | キラーロボット反対キャンペーン、AAR Japan[難民を助ける会] |
問い合わせ | AAR Japan[難民を助ける会]櫻井、高木 |
登壇者
Peter Asaro(ピーター・アサロ)氏
米ニュー・スクール大学メディア学部准教授。スタンフォード大学法科大学院客員研究員。ロボット兵器規制国際委員会共同設立者・副会長。専門はメディアと科学に関する社会哲学、人工知能、ロボット、デジタル・メディアの相互作用
Laura Nolan(ローラ・ノラン)氏
ロボット兵器規制国際委員会委員。ダブリン大学トリニティー校にて学士号取得(コンピューターサイエンス)。ソフトウェア・エンジニアとして15年以上の経歴をもつ。元Google欧州本社のエンジニア。アイルランド在住
- 司会 長 有紀枝
AAR Japan[難民を助ける会]理事長、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授