
ザンビア事務所
芦田 崇
ザンビア事務所
芦田 崇
2005年3月よりザンビア駐在。大学卒業後、国家公務員として社会保障政策の実務に携わり、その後大学院で社会開発学を学ぶ。NGOの一員としてジンバブエやタイでエイズ問題に取り組んだ後、難民を助ける会へ。(大阪府出身)
記事掲載時のプロフィールです
難民を助ける会では、ザンビアの首都ルサカでエイズ対策事業を行っています。
難民を助ける会では、現在10名の日本人を海外に派遣しています。海外で暮らす駐在員はどんな生活を送っているのでしょうか?今回は、アフリカのザンビアで、地域住民とともにエイズ対策に取り組む芦田駐在員の一日をご紹介します。
おひとついかが?
ルサカは高地に位置しているので、朝はとても過ごしやすい。
朝食は、週末に作り置きしたパンとヨーグルト、コーヒーをいただきます。食べながらニュースで世界情勢もチェック!
現地スタッフと今日の予定を確認
毎朝、現地スタッフが事務所に出勤してきます。みんなが揃うまでメールのチェック。全員揃ったら今日の予定を確認。
ミーティングを通じ全員が情報を共有
会議は週に1回行い、事業の進捗状況や問題点などを確認します。この日は3年目を迎えるエイズ啓発プロジェクトの進捗状況について確認。
高校生たちと真剣に議論
難民を助ける会が支援する、パークランズ高校のエイズ対策クラブの反省会に参加。前日の啓発活動の反省をどうやって次に活かすのか?生徒たちと真剣な議論をしました。
ザンビアの定番メニューです
今日の昼食はザンビアの主食シマ(とうもろこしの粉をお湯で練ったもの)と揚げた魚を食べました。ザンビアでは、定番のお昼のメニューです。
HIVの感染を防ぐためにも定期的な検査は欠かせません
難民を助ける会の支援で建設されたVCTセンター(HIV抗体検査とカウンセリングを行う施設)で検査を受けたフレドリックさんにインタビュー。結果は陰性でしたが、半年後にまた検査を受けることを約束。感染の広がりを防ぐためにも、自発的に検査を受けてもらうことが大切です。
壊れた車の鍵も修理して確認。こうした作業も大事な業務の一部です
現地スタッフから報告を受けます。今日は、活動報告の他に、「事務所の庭にあるマンホールのふたをトラックが踏んで壊してしまった!」、「庭のスプリンクラーが古いので買って欲しい」などの話もありました。修理した車の荷台の鍵のチェックなども実施。
17時になると現地スタッフは帰ります。それから領収書や活動報告書のチェック、会計入力などの事務作業を行います。
夕食は餃子!
メインディッシュは週末に作っておいた餃子。ちょっと焦げたけど、パリッと焼けました!
東京本部から来たメールへの返信や、翌日の活動の準備などは大体この時間にやっています。
ルサカ事務所。優秀(?)な番犬にご注意!
近所の会社に設置されている警報装置の誤作動や、敷地内に侵入するものは鳥ですら許せず吼えまくる優秀な?番犬のせいでぐっすり眠れる日は少ない…。
でも明日も頑張ろう!