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フィリピン台風被災者緊急支援の半年報告

2014年06月10日  フィリピン緊急支援
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フィリピン台風被災者緊急支援の半年報告

温かいご支援、ありがとうございます

パロ町での食料配付

幼少時に患ったポリオの影響で足に障がいのあるロマン・サピケーニャさん(中央)に、東京事務局の山本祐一郎(左から2人目)が緊急支援の食料を届けました(2014年1月15日、パロ町)

2013年11月8日にフィリピンを襲った台風ハイエン(現地名ヨランダ)の被災者支援に対し、皆さまより多大なるご協力をいただき、心より厚く御礼申し上げます。当会は2013年11月14日より、緊急支援チームを現地に派遣し、「食料配付」「家屋補修資材提供」「障がい者の戸別調査と行政への働きかけ」「教育再開支援」の4つの活動を行ってまいりました。これまでの半年間の活動をご報告いたします。

被災直後にはセブ島北部、レイテ島タクロバン市、パロ町で、緊急に必要な食料と家屋の支援を実施しました。また、障がい者が支援から取り残されないよう、どこにどのような障がいのある方がいるかなどの情報を収集・整理し、個人情報保護に配慮した上で行政や他支援機関に共有しました。そして、6月からの新学期に間に合うよう学校再開支援を行ってきました。

被災後半年、様々な団体が支援活動をしている中、AARだからできること、AARにしかできないことを考え、支援の届きにくい方々や地域を対象に、活動を継続してきました。今、少しずつ復興の兆しが見えてきています。しかし、一生懸命働いて1 日の収入が約700 円と食べるだけで精一杯という世帯が多い中、多くの家族が家を十分に修繕できずにいます。また、車いすや杖を失い外出できなくなった人も多くいます。

家屋補修資材を1世帯でも多く届けるために、1人でも多くの方が自分の体に合った補助具で再び元気に生活できるように、そして、1人でも多くの方が笑顔で暮らせるように、AAR は今後も活動を続けてまいります。改めて皆さまのご支援に心より御礼申し上げるとともに、引き続きのご協力を何卒お願いいたします。

AAR Japan [難民を助ける会]
堀江 良彰

詳細な報告はこちらをご覧ください。

フィリピン台風被災者緊急支援の半年報告

引き続き、温かいご協力をお願いいたします

フィリピン台風被災者緊急支援のための募金を受け付けています。ご協力お願いいたします。

郵便振替: 00100-9-600 加入者名: 難民を助ける会
*通信欄に「フィリピン台風」とご記入ください。*領収証が必要な方はその旨お書きください。

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