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レッドリボンキャンペーン アフリカ・ザンビアでのエイズ対策活動にご寄付をお願いします

 
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最新イベント情報
エイズを考える、冬 エイズに奪われた未来を取り戻そう

難民を助ける会はこれまで、地雷問題や難民問題などに苦しむ様々な国・地域で支援活動を行ってきました。そこには必ず、エイズの問題が大きく立ちはだかっていました。
難民を助ける会が1984年から支援しているアフリカ南部・ザンビア共和国では、HIV/エイズが猛威をふるい、エイズによって親をなくした子どもは85万人以上、6人に1人にも及んでいます。

貧しさから学校に行けない、食事は一日に一回……。エイズの脅威によって、子どもたちは未来の見えない状況に立たされています。
HIV/エイズは、適切な治療が受けられれば、もはや不治の病ではなくなりつつあります。また、教育によって十分予防が可能な感染症でもあります。
わたしたちにできる支援が、まだたくさんあるのです。

この大きな問題に、どうか一緒に立ち向かってください。

ザンビアの子どもたちの6人に1人がエイズで親を失っています

エイズに苦しむ女性

HIV感染者の7割がアフリカに集中しています

国連合同エイズ計画(UNAIDS)によると、2007年12月時点で、世界で3,320万人がHIVに感染し、2007年一年間で210万人が、エイズが原因で亡くなったと推定されています。

特に、難民を助ける会が活動を行っているザンビアをはじめとする、アフリカサハラ砂漠以南の国々でのHIVの感染者数は、2,250万人で、世界のHIV感染者の約7割を占めています。また、その国々での死亡原因の第一位です。
そのため、これらの国々では、エイズで親を失った子どもたちが非常に多く、難民を助ける会が活動を行っているザンビアでは、子どもたちの6人に1人がエイズで親を失っているのです。

エイズは貧しいアフリカなどの国々の社会・経済に深刻な影響を与えています。HIV感染者は、働き盛りの20~40代に多く、彼らがエイズで亡くなることにより、平均寿命の低下や労働人口の減少による経済成長の低下など、社会全体に大きな影響をもたらしています。

エイズで親を失った子どもたちを学校へ

両親をエイズで失ったウィルソン君は、叔母のワイネスさん夫婦の家に引き取られ、難民を助ける会の支援で学校に通っています。

「学校に行けてうれしい!」 ウィルソン君(12歳)

ウィルソン君と叔母のワイネスさん

6歳のときにお母さん、7歳のときにお父さんがエイズで死にました。

僕も生まれた時にお母さんからHIVに感染しましたが、薬を飲んでいるので、今は普通に暮らせています。

そして、難民を助ける会の支援のおかげで、8歳になってから学校にも通い始めました。学校を卒業したら進学して、将来は叔父さんと叔母さんに恩返しがしたい。

頑張って勉強するので、これからも応援してください。

「支援をありがとう」 ワイネスさん

この子とこの子の兄、そしてもう2人のエイズ遺児を引き取って面倒を見ています。食費は2倍になり、子どもたちの洋服も満足に買えません。庭師の夫の収入は少なく、生活はとても大変ですが、この子たちにはほかに頼れる人は誰もいないのです。

難民を助ける会の支援を受けて、学校に行き始め、ウィルソンはとても楽しそうです。成績もとても優秀で、常に学年1番か2番よ。ウィルソンが、自分自身に誇りを持っていることが一番うれしいわ。

難民を助ける会のHIV/エイズ対策

難民を助ける会は、地域の住民とともに、HIV/エイズ対策に取り組んでいます。

学校の子どもたち

親を亡くした子どもたちを学校へ

検査の様子

検査や相談ができる場所を作る

エイズデーのイベントで感染予防を訴える生徒たち

正しい知識を広めて感染予防

自助グループ向けワークショップ

感染した人を社会で支えあう

エイズ問題の基礎知識

HIVって何? エイズって何?

HIVは、Human Immunodeficiency Virus(人免疫不全ウィルス)の略で、病原体への抵抗力を働かないようにしてしまうウィルスのことです。
HIVに感染すると、病原体への抵抗力が正常に機能しなくなり、結核や肺炎などさまざまな感染症に感染し、死に至ります。HIVに感染して起きるそうした症状を「エイズ」(後天性免疫不全症候群)といいます。

どうして感染するの?

大きく下の3つが原因で感染が広がると言われています。

1. 母子感染

母親がHIVに感染していると、出産時や母乳を介してその子どもに感染する可能性が高くなります。

2. 血液による感染

注射針の使いまわしや、HIVに感染した血液の輸血などが原因で感染が広がります。

3. 性行為による感染

HIV感染者との性行為によって感染します。自分の感染を知らずに広めてしまうケースも多くあります。

エイズは治療できるの?

残念ながらHIVウィルスを身体から取り除く方法はまだなく、エイズの完全な治療法はありません。
しかし、ウィルスの活動を抑える薬が開発され、エイズの原因となるさまざまな感染症の治療を徹底することで、社会の一員として生活を送ることが出来るようになっています。

私たちに出来ること

3000円あれば…

エイズなどで親を亡くした子ども一人の一年間の学費がまかなえます。

レッドリボンサニーちゃんで

レッドリボンサニーちゃんとレッドリボン募金箱

身近なところから始めてみませんか?

レッドリボンは、エイズに対する理解と支援のシンボルです。
レッドリボンを身につけることによって、「エイズに関して偏見を持っていない、エイズと共に生きる人々を差別しない」というメッセージを表すことができます。
難民を助ける会では、葉祥明さんデザインのうさぎのサニーちゃんのレッドリボンピンバッジを販売しています。

レッドリボン募金箱

学校や病院などに最適サイズのレッドリボン募金箱(約11センチx約13センチx約26センチ)はいかがですか?かわいいサニーちゃんが、レッドリボンを優しく飾ります。ご希望の方は、お問い合わせフォームまたはお電話でお申し込みください。

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