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12/4(火)カンボジア障がい者支援活動報告会ー心のバリアを取り除くー
駐在5 年で感じた現地の変化
「インクルーシブ教育」という言葉を聞いたことはありますか?障がいの有無に関わらず、すべての子どもたちが一緒に学ぶこと、そのための環境を整えることをいいます。カンボジアでは、教育環境の未整備や、障がい者への差別・偏見などの理由で、障がいのある多くの子どもたちが学校に通えていません。AAR Japan[難民を助ける会]は、1990年代初頭からカンボジアで障がい者支援を開始、2013年からは首都プノンペン近郊のカンダール州の小学校でインクルーシブ教育を推進しています。障がい児の就学を阻む要因は多岐にわたるため、すぐに成果がでるものではありませんが、少しずつ、確実に変化が表れています。
AARがこれまで支援した約400人の子どもたちは、どのように変わっていったのか。周囲の理解を促すために、どのように地域行政や地域住民を巻き込んでいったのか。周囲の障がいへの理解はどのように深まったのか。
カンボジアでのAARのインクルーシブ教育推進事業の立ち上げに携わり、駐在員として5 年間活動してきた園田知子と、東京事務局で障がい者支援に12年間従事し、現在はアジア地域や日本国内災害における障がい者支援事業を統括する野際紗綾子が、現地の変化や活動の成果などを報告します。また、登壇者や参加者同士の交流の時間も設けています。
12月3日は国際障がい者の日。障がいの有無に関わらず、ともに支え合う社会について一緒に考えませんか。
※報告会で聞きたいことがありましたら、お申し込み時にお知らせください。時間の制約により、いただいたすべ てのご要望・ご質問にお答えできない可能性があります。ご了承ください。
報告者
園田 知子(そのだ ともこ)AAR Japan 東京事務局 カンボジア事業担当
大学卒業後、在外公館勤務を経て、英国の大学院で教育開発を学ぶ。その後、青年海外協力隊員としてカンボジアで途上国の学校運営に携わり、2011 年AAR に入職。2013年4 月から2018 年9 月までAAR カンボジア事務所駐在。山口県出身
野際 紗綾子(のぎわ さやこ)AAR Japan 東京事務局 プログラム・マネージャー
2005年に入職後、東京事務局でミャンマーをはじめアジア地域事業を担当し、障がい者支援や緊急支援に従事。2009年より障害分野NGO 連絡会(JANNET)幹事、2015年よりアジア太平洋CBRネットワーク北東アジア 役員、2016年より日本障害者協議会(JD)企画委員を務める。東京都出身
日時 |
2018年12月4日(火)午後2時―午後3時30分 (午後1時30分受付開始) 終了後、お茶をご用意し、歓談の時間を設けております |
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会場 | 東京ウィメンズプラザ 視聴覚室 B・C (東京都渋谷区神宮前 5-53-67) 東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B2出口から徒歩7 分 / JR 他各線「渋谷駅」宮益坂口から徒歩12 分 |
参加費 |
500円(当日お支払ください) |
定員 |
50名(先着順) |
主催 | AAR Japan[難民を助ける会] |