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7/15(水)AAR新型コロナウイルス緊急支援第3回オンライン報告会「ミャンマーの障がい者が見つめる今とこれから~20年にわたる活動の現場から~」
※申し込みは締め切りました。
新型コロナウイルスの感染拡大が世界規模で続く中、AAR Japan[難民を助ける会]は、国内外で緊急支援を行っています。
ミャンマーも例外ではなく、新型コロナウイルスの影響を受け、障がい者を取り巻く環境が一層厳しくなっています。
AARは2000年よりミャンマーのヤンゴンで障がい者のための職業訓練校を運営し、障がい者の就労を推進しています。卒業生は訓練校で身につけた技術を活かし、床屋や洋服の仕立て屋を開業したり、企業などに就職していますが、政府による新型コロナウイルス感染防止措置として出された外出・移動規制による影響で、経済活動に大きな支障が出ています。ヤンゴン市内に住む卒業生167名に聞き取り調査を行ったところ、客足が減少したり、雇用先が休業したために、収入が完全になくなったり、大幅に減少した方が100名近くにのぼることが分かりました。
また、AARは、エデンセンター(Eden Centre for Disabled Children)と協力しながら2001年より障がい児へのリハビリや教育支援を提供していますが、支援している障がい児の家庭の中には、元々苦しい生活状況の中、コロナ禍で政府から支援が受けられず、日雇いの仕事を失うなど、生活に困窮している世帯が含まれることも判明しました。
こうした状況を受け、AARは障がい者、そして障がい児と暮らす家庭に対して、緊急支援を開始しました。
報告会では、ヤンゴン事務所の日本人駐在員(一時帰国中)と現地職員をオンラインでつなぎ、緊急支援活動と、現地の障がいのある方々の現状や今後の展望についてお話しします。20年にわたる活動を通じて、AARがミャンマーの障がいのある方々とともに目指す社会とは。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
報告会の内容
・AARの紹介
・新型コロナウイルス緊急支援報告
・質問受付
報告者プロフィール
大城 洋作 (AARミャンマー・ヤンゴン事務所駐在員)
民間企業で勤務後、世界一周の旅へ。帰国後2014年4月にAARに入職し、2015年2月より約3年間、ラオス駐在員として障がい者支援に携わる。2018年4月より現職。「新たな人生を切り拓こうと励む障がい者の方々の姿に、元気をもらっています」。沖縄県出身
カラヤー・キン・マウン・エイ (AARミャンマー・ヤンゴン事務所スタッフ)
国立ヤンゴン医療技術大学で医療技術(理学療法)を専攻。障がい児のデイケアセンターでの勤務を経た後、2016年よりAARで勤務。障がい児へのリハビリテーションと教育支援を担当。「一人ひとりの障がい児やその家族と長期的に関わりともに過ごす中で、嬉しいことも悲しいことも一緒に受け止める、そんな関係を築けるところが魅力です」。
ティン・ザー・ライン (AARミャンマー・ヤンゴン事務所スタッフ)
国立ヤンゴン医療技術大学で医療技術(理学療法)を専攻。2018年よりAARで勤務。障がい児へのリハビリテーションと教育支援を担当。「リハビリ支援も教育支援も、すぐに結果があらわれるものではありません。だからこそ、少しでも目に見える成果が出たときの喜びはひとしおです」。
ミン・ミン・エイ (AARミャンマー・ヤンゴン事務所スタッフ)
ミャンマー進学学院で社会学を専攻。社会福祉政策への関心からNGOでのインターンを経た後、2019年よりAARで勤務。障がい児への教育支援を担当。「障がい児との心のつながりに魅力を感じています。口下手な自分にも心を開いてくれる子どもたちの存在が原動力です」。
AAR新型コロナウイルス緊急支援第3回オンライン報告会「ミャンマーの障がい者が見つめる今とこれから~20年にわたる活動の現場から~」
日時 | 2020年7月15日(水)午後7時―午後8時 |
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参加費 |
無料 |
定員 |
490名(先着順、要事前申し込み) |
主催 | AAR Japan[難民を助ける会] |
お申し込み |
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参加方法 |
ZOOMを利用します。お申し込みいただいた方へ、イベント当日に、参加に必要なURLなどをご連絡します。人数に上限があるため、無断転送はお控えください。 (注)ZOOMについて (注)字幕(UDトーク)について |