アフガニスタン:障がいがあっても学校へ通えるように
1999年に対人地雷禁止条約が発効してから今年で15年。12月17日から19日まで、記念写真展『女性と地雷』を開催します。 |
建物の整備とともに、障がいに対する理解を深める活動を
長年にわたり紛争が続くアフガニスタンでは、地雷や不発弾の被害に遭い、障がい者となる人が多くいます。AARは、地雷や不発弾から身を守る方法を学校や地域の人々へ伝えると同時に、被害者をはじめとする障がい者への支援を行っています。
AAR は、障がい児が学校へ通いやすいように、パルワーン県にある2つの公立校に、スロープと障がい者用トイレを設置しました。
建物の整備とともに、人々へ障がい者への理解を深めるための活動も行っています。アフガニスタンでは「障がい=恥ずかしい・隠すべきこと」という考えが根強く残り、家族の理解が得られず学校に通えない障がい児が多くいます。「教育は障がいのあるなしに関わらず重要だ」とわかってもらえるよう、AAR は学校や地域を回り、講習会を開いています。新しいスロープとトイレの設置された学校で、多くの障がい児が楽しく学べるようにする。それが今の私の一番の目標です。
※この活動は皆さまからのご寄付を活用するとともに、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成を受けて実施しています。