スーダン

スーダンでは2005年1月に包括和平合意が締結され、21年にわたる南北の内戦が終わりました。その間犠牲者は200万人以上、戦火を避けて逃れた人は 周辺国に55万人、国内に400万人以上といわれています。2011年7月には、南部が南スーダン共和国として独立し、スーダンは新たな局面を迎えています。
AAR Japan[難民を助ける会]は、人々が少しでも安全に日々の生活を送ることができるよう活動を行っています。

スーダンでの活動内容

給水・衛生対策

水衛生の重要性について住民に説明するスーダン人スタッフ

スーダンは国土の大半が乾燥地帯であるうえ、給水施設が十分に整備されていない地域が多くあります。劣悪な水衛生環境により 下痢や感染症で苦しむ人も多く、また、長時間かけて水汲みを行うか、 高額な水を購入せざるを得ない状況は、生活の大きな負担となっています。 AARは東部カッサラ州にて、給水施設やトイレを整備し、 住民の手で施設を管理運営できる体制づくりに取り組んでいます。 また、地雷回避教育で培った教材開発や講習会のノウハウを生かし、 衛生教育活動も行っています。

地雷回避教育

AARが開発した地雷回避教育の教材は多くの地域で使われており、他団体からも高く評価を受けています。(中央はポスターを使って地雷の説明を行うスーダン人スタッフのアマル)

スーダンでは内戦中に埋められた地雷や不発弾により、多くの住民が被害に遭っています。国内に1,900人以上の地雷・不発弾被害者がおり、2014年には、報告されただけでも40人が新たに地雷・不発弾の被害に遭っています。

地雷や不発弾の被害を少しでも減らすには、人々が地雷や不発弾の危険から身を守るための知識を学ぶことが必要です。そこでAARでは、アンゴラやアフガニスタンでの経験を生かし、政府機関、国連機関、現地NGOと協力して、スーダンの方々にとって分かりやすく使いやすい地雷回避教育教材を作成し、各地で教育活動を行っています。

この活動は、多くの方からのご寄付に加え、日本外務省、JTI-Sudan、UNICEF(国連児童基金)、UNDP (国連開発計画)、UNMAS(国連地雷対策サービス部)の助成を受けて行ってきました。

活動の詳細

感染症対策

マイセトーマの予防法について記載したノートを受け取った子どもたちと駐在員の宇治川貴史

2013年よりスーダンの白ナイル州で、現地のNGOと協力し、マイセトーマの感染症対策を行っています。

マイセトーマとは、土壌から特殊な菌が手足の傷口を経由して体内に入り、筋肉や骨を徐々に侵していく感染症です。AARはマイセトーマの患者が多い白ナイル州アンダルス村の病院へ必要な医療機材や器具を提供し、マイセトーマ研究所とハルツーム大学医学部附属ソバ病院がボランティアで医療スタッフを派遣して手術や治療を行っています。また、感染を予防するための活動として、感染症についての正しい知識を住民へ広めるために、教材開発や講習会を行っています。

この事業は、皆さまからのあたたかいご寄付に加え、東京日本橋ロータリークラブの助成を受けて行っています。

活動の詳細

2016年

2月 カッサラ州における水衛生環境改善事業開始

2014年

10月 スーダンにおける地雷回避教育事業(2015年10月27日終了)

2013年

3月 感染症対策を開始

11月 リバーナイル州にて水害被災者支援を実施

2012年

12月 カッサラ州にて地雷回避教育を開始

2011年

8月 白ナイル州にて地雷回避教育を実施

2007年

5月 中央部カドグリで地雷回避教育を開始(2011年終了)

6月 谷川真理理事(地雷廃絶キャンペーン大使)がスーダンの支援現場を視察

8月 南部カポエタ(現・南スーダン)に事務所開設(2015年12月閉鎖

2006年

8月 地雷回避教育を開始

2005年

4月 調査開始

7月  ケニアのナイロビに事務所を開設

11月 ハルツーム事務所開設

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