ザンビア

事務所を開設した1984年以来20年間、ザンビアのメヘバ定住地において、医療・教育・農業などの各分野で、アンゴラ難民をはじめとした難民への支援を、その多くが母国に帰還した2004年3月まで続けました。2017年3月、再びメヘバに事務所を開設し、「元難民」のザンビア定住を支援する活動を行っています。また2000年からはザンビアの首都ルサカ市内やその近郊で、現地の社会に深刻な影響を与えているHIV/エイズ対策事業も2016年2月まで行いました。現在は、エイズ事業のフォローアップと、地域の保健ボランティア育成の経験を活かし、同国で改善が急務となっている母子保健分野の支援事業を行っています。

ザンビアでの活動内容

母子保健支援

診療を待つ親子

診療を待つ親子

ザンビアでは、妊産婦や子どもたちの死亡率が高く、母子保健状況の改善が急務となっています。AAR Japan[難民を助ける会]では、母子保健サービスが届きにくい農村地域において、ヘルスポスト建設やヘルスセンター産科棟の設備を強化しています。また、巡回診療活動を強化し、予防接種や、HIVの母子感染予防などの母子保健サービスを提供しています。さらに、地域での母子保健推進を担うボランティアを育成し、地域住民の母子保健に対する知識向上を図っています。

HIV/エイズ対策事業:就学支援と保護者の収入創出支援

救えるはずの命を救いたい-ザンビアでのAARの活動

両親をエイズで亡くしたウィルソン君と叔母のワイネスさん

両親をエイズで亡くしたウィルソン君と叔母のワイネスさん

ザンビアでは、子どもたちの11人に1人がエイズで親を失っています。
AARでは、エイズで親を亡くした子どもたちが学校に通えるように支援をしています。
また、エイズ遺児を引き取り育てている保護者グループが、「将来は自分たちで就学資金を作れるようにしよう」と始めた、養鶏やメイズ(トウモロコシの一種でザンビアでの主食)の製粉などの資金創出活動を支援しています。
さらに、2015年には「みんなの図書館」をつくり、多くの子どもたちが勉強したり、読書を目的に集まる居場所ができました。

元難民の再定住支援

学校で衛生知識に関する調査を行うAARの後藤由布子

学校で衛生知識に関する調査を行うAARの後藤由布子(2017年5月)

北西部州のメヘバは、ザンビア国内最大の難民居住区の一つです。ザンビア政府は、紛争終結後も祖国アンゴラに戻らずザンビアに定住することを決意した「元難民」に居住区一帯の土地と永住許可を与え、現地統合を促すプロジェクトを進めています。AARは、元難民とザンビア市民がともにコミュニティを創るための活動を実施しています。
再定住地で住民による自助グループを組織して、各グループから水管理委員を選出し、井戸の維持管理を行っていけるようサポートしています。また、コミュニティづくりの一環として、住民が参加するレクリエーションイベントを実施しています。

2016年

カフエ郡チサンカーネ地域における母子保健サービス強化事業(フェーズ1)

2015年

ザンビア共和国ルサカ州カフエ郡におけるHIV/対策事業(フェーズ3)

  • 外務省日本NGO連携無償資金協力 ザンビア共和国カフエ郡におけるHIV/エイズ対策事業(フェーズ3)
    事業完了報告書 会計報告書(2015年1月-2016年1月)

2014年

ザンビア共和国ルサカ州カフエ郡におけるHIV/対策事業(フェーズ2)

  • 外務省日本NGO連携無償資金協力 ザンビア共和国カフエ郡におけるHIV/エイズ対策事業(フェーズ2)
    事業完了報告書 会計報告書(2014年1月-2015年1月)

2013年

ザンビア共和国ルサカ州カフエ郡におけるHIV/対策事業(フェーズ1)

  • 外務省日本NGO連携無償資金協力 ザンビア共和国カフエ郡におけるHIV/エイズ対策事業(フェーズ1)
    事業完了報告書 会計報告書(2013年1月-2014年1月)

2011年

ザンビア共和国ルサカ州チパパ地域におけるHIVエイズ対策プロジェクト(フェーズ3)

  • 外務省日本NGO連携無償資金協力 ザンビア共和国ルサカ州チパパ地域におけるHIV/エイズ対策プロジェクト(フェーズ3)事業完了報告書 会計報告書(2011年10月-2012年10月)

2010年

ザンビア共和国ルサカ州チパパ地域におけるHIV/エイズ対策プロジェクト(フェーズ2)

  • 外務省日本NGO連携無償資金協力 ザンビア共和国ルサカ州チパパ地域におけるHIV/エイズ対策プロジェクト(フェーズ2)事業完了報告書 会計報告書(2010年10月-2011年10月)

2009年

ザンビア共和国ルサカ州チパパ地域におけるHIV/エイズ対策プロジェクト(フェーズ1)

  • 外務省日本NGO連携無償資金協力 ザンビア共和国ルサカ州チパパ地域におけるHIV/エイズ対策プロジェクト(フェーズ1)事業完了報告書 会計報告書(2009年10月-2010年10月)

2008年

ザンビア共和国ルサカ州チランガ周辺地域におけるHIV/エイズ対策プロジェクト

  • 外務省日本NGO連携無償資金協力 ルサカ州チランガ周辺地域におけるHIV/エイズ対策プロジェクト 事業完了報告書 会計報告書(2008年2月-2009年2月)

2004年4月

ザンビアの首都ルサカ及びその近郊にて、エイズ対策事業開始。

2004年3月

ザンビアのメヘバ事務所を閉鎖し、20年の同地での活動を終了。

2003年7月

ザンビアからのアンゴラ難民帰還第一陣がメヘバ難民定住地より出発。当会も国連を中心とした帰還計画に協力。

2003年6月

難民自身による井戸管理委員会を設置し、井戸土木事業終了。地雷回避教育事業・マラリア予防事業、金属加工ワークショップを継続。

2003年5月

成人アンゴラ難民向け、短期集中ポルトガル語教室終了

2002年12月

地域教育事業のうち、「プレ・スクール(就学前児童に対する教室)」を終了

地域教育事業のうち、「ポルトガル語教室(子ども向け)」を終了

医療支援(医薬品供与・患者移送サービス)を終了。ザンビア政府に活動を引き継ぐ

栄養失調児の減少に貢献した保健事業を終了。メヘバに一通りの知識が広まったため

野菜栽培の技術を広めると同時に、栄養失調児に野菜・卵を提供した農業事業を終了。メヘバに一通りの知識が広まったため

2002年11月

アンゴラ難民向け、地雷回避教育事業を開始

成人アンゴラ難民向け、短期集中ポルトガル語教室を開始

2002年9月

ザンビア南部州でのかんばつを受け、翌年1月まで緊急支援を実施(ジャパン・プラットフォーム助成事業。~2003年1月)

2002年2月

首都ルサカでのエイズ対策事業を、メヘバでの活動への注力のために終了

2001年12月

地域教育事業のうち「成人向け英語教室」を、履修者の固定のため終了

環境保全事業を他事業への注力のため終了

2001年9月

対象が限られる奨学金事業を終了

2000年12月

図書館(3館)を現地NGOに委譲

家具製作訓練所(職業訓練)をメンバーの自主的な運営に移行

2000年9月

首都ルサカでエイズ対策事業を開始

2000年7月

マラリア予防キャンペーン開始

2000年3月

ウーマンズ・クラブ゙(職業訓練事業)をメンバー固定のため終了。

1996年

地域教育事業開始

1994年

英文書籍(8万冊)の収集、寄贈

1992年

職業訓練事業の本格開始

1991年

道路補修事業開始。移動クリニック開始

1990年

医師派遣

1988年

図書館の開設。英文書籍(7.2千冊)の収集・寄贈

1987年

メヘバ・セカンダリー・スクールの生徒を対象とし、奨学金事業を開始

1986年

「じゃがいもクリニック」を開設。井戸活性化事業の開始

1985年

上総堀りによる井戸掘削事業を開始

リヤカー事業(製造・貸し出し)の開始

ナーサリー・スクール運営開始

1984年

安倍晋太郎外務大臣(当時)によるカウンダ大統領(当時)への直接のご斡旋により、 ザンビア共和国のMHAと協定を結び、メヘバ難民定住地での活動を開始。

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