活動詳細(アフガニスタン)

地雷除去

アフガニスタン

アフガニスタンの地雷・不発弾の現状

アフガニスタンにはいまだに、全国に約600平方キロに及ぶ地雷汚染地域が未処理のまま残されており、2,000以上の町・村とそこに住む人々が地雷・不発弾事故の危険にさらされています。こうした危険を根本的に解消するために、アフガニスタン政府は地雷・不発弾の物理的な除去を通じた、地雷汚染地域の縮小・解消に力を入れています。

誰がやっているの?

地雷除去は大変な危険を伴う作業なので、AAR Japan[難民を助ける会]では、地雷除去を専門に実施しているイギリスのNGOであるヘイロー・トラスト(HALO Trust)と協力関係を構築して地雷除去に携わっています。アフガニスタンではヘイロー・トラストの他にも地雷除去を行っているNGOや民間企業が複数存在しています。

地雷除去にはどのような方法があるの?

不思議に聞こえるかもしれませんが、今も昔も、最も確実な地雷除去の方法は人力によるものです。地雷は作るのも、設置するのも比較的簡単にできる兵器ですが、いったん敷設してしまった後に、それらを除去するのには大変な時間・労力・コストが必要になります。最も安い地雷は1個3ドル程度で作れますが、1個の地雷を除去するのに必要な経費は、場合によっては1個当たり100ドルを超えてしまうこともあります。

人力で行う場合、主要な道具は金属探知機です。防護服に身を固めた地雷除去スタッフは金属探知機で地面を慎重に調べていきます。一度に作業できるのは畳半畳程度の大きさに過ぎません。金属探知機に反応が出たら慎重に掘り出しますが、金属探知機は金属製のものならば何にでも反応してしまうので、実際に掘ってみたらただのゴミだった、ということもしょっちゅうです。野外での大変に集中力を要する作業であるうえに、昼間の時間帯にしか行えないという制約もあります。

ブルドーザーのような地雷除去用の大型機械もありますが、基本的に木や岩などの障害物のない平坦地でしか使用できません。また「取りこぼし」も多いため、機械だけでは不十分です。また、火薬に反応するように訓練された「地雷犬」も投入されていますが、様々な制約があってこちらも万能ではありません。従って、現場では人海戦術による地道な除去に機械などの他の方法を組み合わせて作業の効率化が図られています。

回収された地雷・不発弾は通常、その場でまとめて爆破処理されます。

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