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スタッフ日記[国際協力の現場から]

世界一のダム湖で週末ハイク:タジキスタン

2024年7月23日

皆さんはタジキスタンと聞いて何を思い浮かべるでしょうか? 同国は国土の93%を山地が占め、平均標高が約3000mにもなる世界一標高の高い山岳国家です。私が住む首都ドゥシャンベからも、日帰り登山ツアーが毎週計画されており、今回は世界屈指の堤高を誇るヌレクダムがあるハトロン州ヌレク郡に行ってきました。AARタジキスタン駐在員の長野峻典が週末の過ごし方についてご紹介します。

ダムを背に並ぶ人々

ツアー参加者と一緒に記念撮影(手前一番右が長野)

ドゥシャンベから東に向かって車で走ること1時間、車窓からは運が良ければ羊の大行進やロバが荷を引く姿など、日本では見られない光景を目にすることができます。山道を進み、雄大な大自然の中にあるヌレクダムの堤高は304mと世界屈指の高さ。日本一のダムで有名な黒部ダムは堤高186mなので、その倍近くもあります。圧巻の高さは腰が抜けるほど! そして、山頂からダムを見渡す素晴らしい景色を堪能しました。

ダム湖とダム湖を背に立つAAR長野

ダム湖周辺の景色(左)/タジキスタン・ドゥシャンベ事務所の長野 峻典(右)

ツアーにはさまざまな国籍の人が参加しており、彼らとの交流もツアーの醍醐味のひとつです。都会が苦手な私も、この日はドゥシャンベを離れて、自然に囲まれたダム湖周辺でゆっくりとしたひと時を楽しみました。これからも、馴染みのないタジキスタンについてお伝えしていきたいと思います。

ダム湖を背に手に持ったおにぎり

絶景の中食べたおにぎりは格別の味でした!

長野 峻典NAGANO Shunsukeドゥシャンベ事務所

公立学校で教員、青年海外協力隊を経て2022年11月にAAR入職

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