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アフガニスタン Afghanistan

アフガニスタンは中東とアジア地域の間に位置する内陸国です。
1978年のクーデター、1979年の旧ソ連軍の侵攻とその後の内戦、
タリバンによる支配(1996~2001年)など混乱が続き、
国民の貧困率は54.5%(アジア開発銀行2016年)に上ります。

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アフガニスタンの基本情報

面積 652,225平方キロメートル(日本の約1.7倍)
人口 2,916万人(2016年~17年アフガニスタン中央統計局)
首都 カブール
人種 パシュトゥーン人、タジク人、ハザラ人、ウズベク人等
言語 公用語であるダリー語、パシュトゥー語の他、ハザラ語、タジク語等
宗教 イスラム教(主にスンニー派のハナフイ学派であるが、ハザラ人はシーア派)
アフガニスタン

※出典:外務省ホームページ

取り組む課題 Issues

1979年の旧ソ連軍侵攻以降、アフガニスタン各地で戦闘が続き、数多くの地雷・不発弾が存在します。さらに2010年代以降、即席爆発装置(IEDs)が頻繁に使用され、市民が危険にさらされ続けています。また、地雷被害者を含む障がい者が基礎教育や医療・福祉サービスを受けられない事例も多く、障がい者の権利は十分に保障されていません。

※即席爆発装置。通称「IEDs:Improvised Explosive Device)」と呼ばれる。ポリタンクや缶など身近なもので製造ができ、多様な形状をしている。被害の数は年々増加している。

  • 2,000
    以上

    年間約2,000人以上が地雷・不発弾で死傷。
    その内40%は18歳以下の子ども ※1

  • 90

    全人口の約3.2%にあたる約90万人が
    障がい者 ※2

参照
※1 http://www.the-monitor.org/en-gb/reports/2019/landmine-monitor-2019.aspx
※2 https://reliefweb.int/report/afghanistan/afghanistan-living-conditions-survey-2016-17
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活動 Activity

地雷や不発弾の被害から
身を守るために

AARが作成した地雷から身を守る方法などが載っている教材を受け取る子どもたち

2002年以降、地雷や不発弾、即席爆発装置(IEDs)など爆発物による被害に遭わない方法を伝える活動を実施しています。ポスターやボードゲームを用いたり、短編映画を村で上映したりして、その危険性を伝えています。年間約6万人以上、これまでに100万人以上に危険を回避するための情報を届けてきました。

障がい児の教育を受ける
権利を保障

穴にボールをはめて大きな点字が作れる教材を使い、点字のアルファベットを学ぶ子ども

障がいの有無にかかわらず、子どもたちが学校に通えるように、インクルーシブ教育の推進に取り組んでいます。学校へのバリアフリー設備の設置、障がい児が手話や点字を学ぶための教員研修の実施など、教育環境の改善を行っています。また、障がい児に対する理解を促進するため、学校関係者や地域住民に対してワークショップや啓発活動を実施しています。

地雷のない安全な土地を
取り戻す

©THE HALO TRUST

地雷除去の作業を行う地雷除去専門団体「ヘイロートラスト」のスタッフ

1999年以降、英国の地雷除去専門団体ヘイロートラストを通じて、地雷・不発弾の除去活動を支援しています。2020年3月末までに約2,667万㎡(東京ドーム570個分)の土地の安全を確保し、除去した地雷は5,286個、不発弾は2万2,797個に上ります。

これまでの主な活動

  • 2002年〜2008年

    理学療法クリニックを
    開設・運営

    障がいのあるアフガニスタン人が理学療法を受けられるよう活動。約3万2,000人に治療を実施。

  • 2014年

    水害被害者支援

    洪水・地すべりにより125,000人以上が被災。被災地で蚊帳や衛生用品などを配付。

  • 2017年

    アフガン帰還民への
    支援

    パキスタンからアフガニスタンに戻る帰還民のうち、特に脆弱な世帯に食料や生活物資を提供。

声・ストーリー Voice & Story

アフガニスタンからの声

  • 「地雷のことを
    きちんと理解したい」

    サフィさん(仮名/9歳)

    14歳だった兄は地雷に誤って触れて死んでしまいました。その頃、私は地雷とは何なのか、見慣れない危険物とはどんなものなのか全く分かりませんでした。その後、AARの地雷回避教育の講習会に参加し、教わった内容を友だちや両親に積極的に伝えています。

  • 「みんなと一緒に
    学べるようになったよ」

    アランくん(仮名/12歳)

    以前の学校は車いすで通うには不便な場所で、通学を続けられませんでした。でも、今では特別な補習クラスに入り、車いす用のトイレやスロープもできたので、勉強を妨げるものはもうありません。いろいろな障がいのある生徒が学校にいます。僕たち障がい児と他の生徒との間に違いを感じなくなりました。みんなと一緒に学べて幸せです。

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