
活動レポート
「知識」を「行動」に :ウクライナ地雷回避教育
2026年5月26日
©AFP=時事
ウクライナは1991年に旧ソ連から独立したヨーロッパの国です。
2022年、ロシア軍がウクライナに侵攻し、多くの国民が家を追われて難民・国内避難民となりました。
第二次世界大戦後最悪とも言われる人道危機が続いています。
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| 面積 | 60万3,700平方キロメートル(日本の約1.6倍) |
|---|---|
| 人口 | 4,116万人(クリミアを除く)(2022年:ウクライナ国家統計局) (世銀によると、3,773万人(2023年)) |
| 首都 | キーウ |
| 民族 | ウクライナ人(77.8%)、ロシア人(17.3%)、ベラルーシ人(0.6%)、モルドバ人、クリミア・タタール人、ユダヤ人等(2001年国勢調査) |
| 言語 | ウクライナ語(国家語)、その他ロシア語など |
| 宗教 | クライナ正教及び東方カトリック教。その他、ローマ・カトリック教、イスラム教、ユダヤ教など |
※出典:外務省ホームページ
ロシア軍による軍事侵攻によって、人口の約1/3にあたる国民が住み慣れた故郷からの避難を余儀なくされました※1。長距離の移動が困難なため、避難できない高齢者や障がい者もいます。また、国土の約4分の1が地雷や不発弾によって汚染されており※2、難民・国内避難民が故郷に戻る際に大きな障壁となります。
900万人以上
難民・国内避難民の数は
900万人上※1
132,000㎢
国土の約4分の1が
地雷・不発弾で汚染 ※2

AARが病院に提供した、肩関節の可動域を広げるリハビリ機器
地雷・不発弾などの危険にさらされている人々に、安全な行動や緊急時の対応方法を伝え、チラシやSNSでも広く注意を呼びかけています。また、被害に遭った人や障がいのある人には、リハビリや個別支援を実施し、被害者どうしが支え合えるコミュニティくりにも取り組んでいます。

紛争により負傷した人や障がい者、高齢者に医療物資や医療サービスを提供しています。一人ひとりの状況に合わせた支援計画を作成したうえで、薬やリハビリのための器具を届けるほか、医療機関への送迎や、医療・福祉の手続きのサポートなど、暮らし全体を支えています。
9:03
「戦禍の中で暮らす人々、破壊された街」
ロシアの軍事侵攻が始まった直後から現在にかけて、AARスタッフがウクライナで撮影した映像です。
2022年~2023年
食料や日用品の配付

ポーランドの修道会と協働して、食料や医薬品、衛生用品、子ども服などをウクライナに輸送し、修道院や近隣に避難している人々に配付しました。

「生き延びる機会を与えてくれて、心から感謝しています」
ガリーナさん(64歳)
長年にわたる障がいと紛争による慢性的なストレスの影響で、心臓の不調や高血圧に悩まされていました。ですが、AARと協力団体による医療支援で、症状が改善しました。血圧計も提供してもらい、自宅で体調を管理できる環境が整いました。心から感謝しています。