2023年12月から2024年4月30日まで実施した書き損じハガキキャンペーンに対し、ハガキや未使用切手、計71,114枚をお寄せいただきました。
ご協力に心より御礼申し上げます。
カンボジアの車いす工房「WCD」の運営資金として活用し、より多くの障がいのある方々に車いすや補助具を届けます。
当キャンペーンを通じた書き損じハガキ・未使用切手の募集は終了しましたが、AARでは引き続き書き損じハガキ・切手を受け付けています。お手元にございましたら、お送りください。
AAR Japan[難民を助ける会]が1994年に設立し、2006年より現地NGOとして独立したカンボジアの車いす工房「WCD」。車いすや歩行器などを貧困家庭に無償提供し、また障がい者支援団体への有償提供を行うことで、年間約240人の障がい者の社会参加を促進しています。また工房では障がいのある職員を雇用することで自立を支えています。しかし現在、この車いす工房の財政状況が大変厳しい状況にあります。書き損じハガキや未使用切手をWCDの運営資金として活用させていただくことで、より多くの方に車いすや補助具を届けて参ります。どうぞご協力をお願いいたします。
【目標:7万枚のハガキ・切手を集めます】
ハガキ・切手の送り方はこちら
- 募集期間:2024年4月30日まで
- 集めているもの:
①書き損じた年賀状・官製ハガキ
②未使用の年賀状・官製ハガキ
③未使用の切手 - 送り先:〒141-0021 東京都品川区上大崎2-12-2ミズホビル7F AAR Japan 物品募集係
※お寄せいただいたハガキや切手が目標数を超えた際は、最も必要とされる支援活動に充てさせていただきます。
「社会の一員として活躍するチャンスを」
向井 郷美カンボジア駐在員
車いすは移動手段としてのみならず、家庭や地域で自分の役割をみつけて取り組んだり、就学や就業などの社会参加の機会を得たりすることを後押しします。現在、車いす工房の運営が厳しい状況です。支援を通じて、カンボジアの障がい者に社会の一員として活躍するチャンスをくださいますようお願い申し上げます。
2022年度書き損じハガキキャンペーンでは、
AARが活動するウガンダの難民居住地で計8,879名(小学校15校、中学校2校)の子どもたちに、
学習に必要なノートやペン、鉛筆を届けました。
2022年末から2024年4月まで実施した「書き損じハガキキャンペーン」には、
目標を大幅に上回るハガキや未使用切手、8万5,393枚をお寄せいただきました。
ご協力に心より御礼申し上げます。
「将来はエンジニアになりたい」
ナチササさん(中学1年生)
紛争から逃れるため、親戚と一緒にルワンダからウガンダに来ました。家族は戦闘で亡くなっています。親戚は子どもが多い大家族で、家族を養うのに精いっぱいなため、私の学用品を買う余裕がありません。そのため、私は学校に行けない日がありました。
今回AARから文房具をもらえて、とても嬉しいです。これから毎日授業に出席し、良い成績をとれるよう頑張ります。勉強に励んで将来はエンジニアになりたいです。
SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」です。誰一人取り残さない世界に向けて、2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットが、国際目標として定められています。AARは活動を通して、さまざまな目標と関わっています。