開催期間2025年4月~

「まるごとプロジェクト募金」は、
AAR が世界各地で実施するプロジェクトの資金を
一括でご寄付いただくものです。

現地で活動に取り組んでいる職員から
「今行っている活動をあと一歩前進させることで、
飛躍的に子どもたちや地域の生活・未来を変えられる」
「危険にさらされた命を守りたい」と、
強い要望があったプロジェクトへのご寄付を募ります。

世界情勢が一層混迷を深める中、
AARの活動地からは
支援を求める声が次々と届いています。

そうした声に応えるため、
今年度は支援対象をより多くの国に広げ、
新たなプロジェクトへのご寄付を募ります。

今、必要とされている支援を届けるため、ぜひ、
ご協力をご検討いただけますようお願い申し上げます。


2025年度に実施するプロジェクトへの募金を開始します。
より詳しい支援内容や現地の様子などは資料をご送付のうえ、お電話などでご説明します。詳しくはこちらをご覧ください。

ご寄付の募集期間:2025年4月~
プロジェクトの実施期間:2025年4月~2026年3月ごろ

 

パキスタン 聴覚障がい児のための学習応援キットを制作
ウガンダ 子どもの教育を支える保護者への生計支援
ザンビア 難民居住地で英語教室を開講
アフガニスタン パキスタンからの帰還民へ生活必需品を提供
ミャンマー 障がい者を支え続ける職業訓練
カンボジア 障がいのある女性の就労支援(ご寄付が集まりました)

※プロジェクトで提供する資材や、プロジェクトを実施する訓練校にお名前を刻印した記念プレートを設置します。
※現地の治安状況などによりプロジェクトの内容が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

 


パキスタン

聴覚障がい児のための学習応援キットを制作

パキスタン(AARのパキスタンでの活動
募集金額 100万円×1口
支援内容 教育に対する理解不足や偏見により、パキスタンでは障がいのある子どもたちの多くが学校に通えていません。特に聴覚障がい児は、手話を指導できる講師が極めて少ないうえ、映像教材なども不足しているため、「手話を学ぶ」ことさえ困難です。
手話を学ぶための小冊子やビデオ、国語であるウルドゥー語の学習ビデオを含む「学習応援キット」を製作し、講師の不在時も児童が学び続けられる環境を整えます。

すべての子どもの学びの扉を開く

小柳 勇人パキスタン駐在員

AAR が支援しているパキスタンの聴覚障がいのある子どもたちは、まず手話を通じてウルドゥー語を学んだ後、ウルドゥー語を使って英語などの他の科目を学習します。手話を習得することは、子どもたちが学校で学び続けるための重要な第一歩となります。すべての子どもに平等な学びの機会を提供するため、お力添えをお願いします。


 ウガンダ

子どもの教育を支える保護者への生計支援

ウガンダ(AARのウガンダでの活動
募集金額 150万円×1口
支援内容 主にコンゴ民主共和国からの難民が暮らすチャングワリ難民居住地およびその受け入れ地域では、経済的な理由で多くの子どもたちが学校に通えていません。特に脆弱な家庭の保護者 5 人に、縫製や農業など、収入を得るためのスキルを習得する職業訓練を実施します。また、計画的なお金の使い方を学ぶための家計管理・ビジネススキル研修を実施し、経済的自立を後押しします。保護者が安定的な収入を得られるようになることで、子どもの教育を受ける権利を守ります。

貧困を理由に学ぶことを諦めてほしくない

秋山 広輔ウガンダ駐在員

「授業料を払えない」「学用品が購入できない」という理由で、学ぶことを諦めざるを得ない子どもたちにこれまで何人も会ってきました。保護者が安定的な収入を得て、学費の支払いや学用品の購入を継続的にできるようになることで、未来を担う子どもたちが学び続けられます。皆さまのお力添えをお願いします。


ザンビア

難民居住地で英語教室を開講

ザンビア(AARのザンビアでの活動
募集金額 330万円×1口
支援内容 他国から逃れてきた難民・元難民がザンビアで生計を立て生き抜くためには、公用語である英語の習得が必要不可欠ですが、その学習機会は非常に限られています。AAR が識字教育支援を行うメヘバ難民居住地で、これまで学習機会がなかった約 40 人に基礎英語教室を開講します。また、既に AAR の英語教室を修了し、一定の英語スキルを身に付けた 16 人の就労機会を更に広げるために、ライティングやビジネス用語などを学ぶ応用コースを実施します。

自分の力で未来を切り拓くために

小林 鮎実ザンビア駐在員

「娘や息子、孫たちに今よりもっと明るい未来を」と、自分の力で明日を切り拓こうとする受講生たちのひたむきな姿、修了証を手にした瞬間の目の輝きを目の当たりにしてきました。「次はどうか私たちの地域に」と、この英語教室を待っている人が大勢います。厳しい状況下でもめげずに前を向く、エネルギーに満ち溢れた彼らの将来の可能性を広げるため、ともに応援してください。


アフガニスタン

パキスタンからの帰還民へ生活必需品を提供

トラックの荷台から物資を渡している
アフガニスタン(AARのアフガニスタンでの活動
募金額 380万円×1口
支援内容 2023 年 10 月にパキスタン政府が決定した送還計画によって、同国に避難していた多くのアフガニスタン人が祖国への帰還を余儀なくされています。アフガニスタン国内では、タリバン政権の影響で女性の教育や就労に関する制限が一層強まる中、帰還民は生計手段はおろか家財道具すら持ち合わせていません。自国でさらなる苦境に立たされた帰還民のうち、特に脆弱な 160 世帯約 1,100人の生活再建を支えるべく、生活必需品や衛生用品、越冬物資を提供します。

祖国での新たな生活を支えるために

鶴岡 友美

鶴岡 友美アフガニスタン事業担当

パキスタンで暮らしていたアフガニスタン難民は、その立場の弱さから苦しい生活を強いられてきました。そして今、彼らはわずかな家財道具さえ手放し、着の身着のまま帰還を強いられたうえ、明日の生活すら見通せない厳しい現実に直面しています。祖国での生活再建を少しでも支えられるよう、ご支援をお願いいたします。


ミャンマー

障がい者を支え続ける職業訓練

ミャンマー(AARのミャンマーでの活動
募集金額 1000万円×1口
支援内容 障がい者を取り巻く環境が厳しいミャンマーで、AAR は障がい者のための職業訓練校を運営しています。2000 年の開校以来、これまでに 2,000 名を超える卒業生を送り出し、就労率は 90%近くを誇ります。洋裁、理容美容、コンピューターの3コースを提供し、各コース12 人~15人、3学期制で年間約120人を受け入れています。障がいによる通学困難などを考慮した全寮制で、訓練生は技術的な訓練に加え、就労に必要なコミュニケーション能力を養うことができます。しかし、資金不足が深刻化しており、今後の継続的な運営が危機的な状況にあります。障がいのある若者が未来を切り拓けるように、訓練校の運営を維持します。

【ご寄付の使途】
・3コースの運営費
・訓練生用寮の運営費
・就労先の企業開拓 など

紛争下の障がい者に希望を

報告者の山本

山本 慶史ミャンマー駐在員

終わらない内戦、家や故郷を追われた人々、組織犯罪、深まる貧困や飢餓……。こうしたミャンマーの窮状はどれだけ日本の皆さんに届いているでしょうか。紛争下の絶望的な状況下にあるミャンマーの障がいのある人々にとって、職業訓練校は暗闇に差す一筋の希望です。訓練生が手に職をつけるため日々懸命に励み、「障がいがあってもできる」ということを示してくれることが私たちの誇りです。四半世紀にわたり続く職業訓練校という「灯」を絶やさぬよう、ともに支えてください。


カンボジア

障がいのある女性の就労支援

カンボジア(AARのカンボジアでの活動
募集金額 【ご寄付が決まりました】110万円×1口
支援内容 女性の社会進出が遅れているカンボジアでは、特に障がいのある女性の就労機会が非常に限られています。女性たちが通う職業訓練校の職員に、障がい者の受け入れや就労支援のスキル向上を目指す研修を実施します。訓練生をより一層適切にサポートできる体制を整え、社会参加の機会を広げます。また、障がいのある女性が実際に働くイメージを具体的に描けるように、障がい者雇用を促進する企業での職場見学ツアーを実施し、社員と対話する機会を設けます。

「働く未来」を描いてほしい

山本啓太

山本 啓太カンボジア駐在員

都市部の企業や工場では障がい者雇用が進みつつあるものの、地方では依然として厳しい状況が続いており、一日中家で過ごす障がい者も多くいます。障がいのある女性の「仕事をしたい」という願いを実現させ、経済的に自立できるよう、皆さまのご協力をお願いいたします。


桃井様の顔写真まるごとプロジェクト募金2023でミャンマーのプロジェクトにご協力くださった桃井美鈴さま

私は、ミャンマー・ヤンゴンの障がい者のための職業訓練校の支援に協力しました。日頃ミャンマーについてのニュースはあまり耳にすることもなく、思いを馳せる機会もなかなかないものです。ですが、支援をきっかけに、駐在員の方々からの活動報告を通じて、遠い国の人々のことを知り合いのように身近に感じることができました。猛暑に悩まされるミャンマーで、扇風機しかない校舎に新しくエアコンを導入する支援でしたが、設置後の報告の写真を見ると、皆さんがにこにこと張り切ってお仕事をされており、私もそこに入っていたい、と思ったほどです。

障がいのある方が学んだり、将来の可能性を広げたりすることを、日本から後押しできるのはすごいことです。支援が役に立ち、現地の方々が喜んでくださることを何より嬉しく思います。これからも皆さんの活躍を応援しています。


まるごとプロジェクト募金の流れ

  1. お問い合わせ・資料請求
  2. ご希望の方には、お電話やzoomなどでご説明します
  3. ご寄付のお申し込み
  4. プロジェクト開始
  5. ご報告(お電話やご訪問、報告会の開催などご希望に沿ってご報告します)

まずはお気軽にお問い合わせください

まるごとプロジェクト募金の詳しい資料をお送ります。
個人だけでなくグループや社内募金でのご協力もぜひご検討ください。
募金方法についてのご相談も承りますのでお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちらから

あるいは

フリーダイヤル: 0120-786-746

までお電話ください 担当:桐生(きりゅう)、園城(おんじょう)

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