開催期間2025年4月~

「子どもたちの未来を守りたい」
「難民の方々の人生を変えられる」

「まるごとプロジェクト募金」は、
あなたと支援を必要とする方々を直接結びます。
あなたの想いがプロジェクトを動かします。

駐在員と親子の笑顔

まるごとプロジェクト募金とは?

  • 資金を一括でご寄付いただくことで、プロジェクトの開始から完了まで途切れることなく“まるごと”支援できます。支援を待つ方々に必要な支援を確実に届けます。
  • 支援の実施開始から完了まで、途中経過や詳細な報告書をお届けします。支援を届けるために必要な準備や課題、どんな方に支援が届いて変化が生まれたかも丁寧にご報告いたします。
  • 支援を届けた駐在員から個別にご報告します。現場の声を通してご支援による成果を実感いただけます。

▼目次
募集中のプロジェクト
まるごとプロジェクト募金の流れ
これまでのプロジェクトで起きた変化
ご支援者さまからの声
ご寄付が決まったプロジェクト


募集中のプロジェクト

ザンビア 難民居住地で人生を切り拓く英語教室を開講(250万円×1口)
アフガニスタン パキスタンからの帰還民へ生活必需品を提供(380万円×1口)
ミャンマー 障がい者を支え続ける職業訓練(500万円×1口)

プロジェクトの実施期間:2025年4月~2026年3月ごろ
・詳しい支援内容や現地の様子は資料をご送付のうえ、お電話などでご説明可能です。お問い合わせ先や詳細はこちら

※現地の治安状況などによりプロジェクトの内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。その場合は、ご支援者様へ理由などをご説明いたします。


ザンビア

難民居住地で人生を切り拓く英語教室を開講

ザンビア(AARのザンビアでの活動
募集金額 250万円×1口
支援内容 フランス語など英語以外の公用語を話す国から逃れてきた難民・元難民が、ザンビアで生計を立てて生き抜くには、公用語である英語を実践的に使える力が不可欠です。しかし、その学習機会は非常に限られています。AARが識字教育支援を行うメヘバ難民居住地で、既にAARの英語教室中級コースを修了し、一定の英語スキルを身に付けた約15人にビジネス英語教室を実施します。ライティングスキルやビジネス用語、PCの基本的な使い方を学び、将来の就労機会をより広げます。

【ご寄付の使途】
・英語教室の運営費
・教材費
・教室用備品代 など

自分の力で将来の可能性を広げるために

小林 鮎実ザンビア駐在員

「娘や息子、孫たちに今よりもっと明るい未来を」と、自分の力で明日を切り拓こうと英語を学ぶ受講生たちのひたむきな姿、修了証を手にした瞬間の目の輝きを目の当たりにしてきました。彼らは常々「就労機会を広げるための英語を学びたい」と口にし、この英会話教室を心待ちにしています。厳しい状況下でもめげずに前を向く人々の将来の可能性を広げるため、ともに応援してください。


アフガニスタン

パキスタンからの帰還民へ生活必需品を提供

アフガニスタン(AARのアフガニスタンでの活動
募金額 380万円×1口
支援内容 2023 年 10 月にパキスタン政府が決定した送還計画によって、同国に避難していた多くのアフガニスタン人が祖国への帰還を余儀なくされています。アフガニスタン国内では、タリバン政権の影響で女性の教育や就労に関する制限が一層強まる中、帰還民は生計手段はおろか家財道具すら持ち合わせていません。自国でさらなる苦境に立たされた帰還民のうち、特に脆弱な 160 世帯約 1,100人の生活再建を支えるべく、生活必需品や衛生用品、越冬物資を提供します。

祖国での新たな生活を支えるために

鶴岡 友美

鶴岡 友美アフガニスタン事業担当

パキスタンで暮らしていたアフガニスタン難民は、その立場の弱さから苦しい生活を強いられてきました。そして今、彼らはわずかな家財道具さえ手放し、着の身着のまま帰還を強いられたうえ、明日の生活すら見通せない厳しい現実に直面しています。祖国での生活再建を少しでも支えられるよう、ご支援をお願いいたします。


ミャンマー

障がい者を支え続ける職業訓練

ミャンマー(AARのミャンマーでの活動
募集金額 500万円×1口
支援内容 障がい者を取り巻く環境が厳しいミャンマーで、AAR は障がい者のための職業訓練校を運営しています。2000 年の開校以来、これまでに 2,000 名を超える卒業生を送り出し、就労率は 90%近くを誇ります。洋裁、理容美容、コンピューターの3コースを提供し、各コース12 人~15人、3学期制で年間約120人を受け入れています。障がいによる通学困難などを考慮した全寮制で、訓練生は技術的な訓練に加え、就労に必要なコミュニケーション能力を養うことができます。しかし、資金不足が深刻化しており、今後の継続的な運営が危機的な状況にあります。障がいのある若者が未来を切り拓けるように、訓練校の運営を維持します。

【ご寄付の使途】
・3コースの運営費
・訓練生用寮の運営費
・就労先の企業開拓 など

紛争下の障がい者に希望を

報告者の山本

山本 慶史ミャンマー駐在員

終わらない内戦、家や故郷を追われた人々、組織犯罪、深まる貧困や飢餓……。こうしたミャンマーの窮状はどれだけ日本の皆さんに届いているでしょうか。紛争下の絶望的な状況下にあるミャンマーの障がいのある人々にとって、職業訓練校は暗闇に差す一筋の希望です。訓練生が手に職をつけるため日々懸命に励み、「障がいがあってもできる」ということを示してくれることが私たちの誇りです。四半世紀にわたり続く職業訓練校という「灯」を絶やさぬよう、ともに支えてください。


 

まるごとプロジェクト募金の流れ

  1. お問い合わせ・資料請求 ご希望の方には、お電話やzoomなどでご説明します
  2. ご寄付のお申し込み
  3. プロジェクト実施
  4. ご報告 お電話やご訪問、報告会の開催、zoomなどご希望に沿ってご報告します。また、ご支援いただいたプロジェクトの背景や進捗状況をまとめた中間報告書、その成果や支援を受けた方々の声をまとめた完了報告書をお届けいたします。皆さまのご寄付が現地にもたらした確かな変化を実感いただけます。

ご支援者様とご友人の皆さまに向けた報告会

報告書

お送りする報告書の例


プロジェクトで提供する資材に、お名前入りのステッカーを添付することや、職業訓練校にお名前を刻印した記念プレートを設置することが可能です。

障がいがある方へ配付した手漕ぎ三輪車に、ご支援者様のお名前が入ったステッカーを貼付しました=2024年ラオスにて


 


これまでのプロジェクトで起きた変化

まるごとプロジェクト2024「山間部の障がい者へ移動補助具を提供」@ラオス

支援前は地面を這って移動していたドゥアントゥニ君(左)。プロジェクトで受け取った装具を足に付けて、母親と立ち上がる練習をしました(右)

脳性まひがあるドゥアントゥニ君(5歳)は歩行が困難で、これまでは地面を這うようにして移動していました。そこでプロジェクトでは、彼の身体をしっかりと支えることができる特殊な車いすと、歩行訓練をサポートする装具を提供しました。 現在は、車いすを使って移動できるようになり、歩行練習にも取り組んでいます。

ドゥアントゥニ君の体に合わせた車いすも提供

 

支援を受けた方からの声

「完成したトイレはすごくきれい。毎日使っています」

カロベイエ難民居住区にあるフューチャー小学校に新設したトイレ(左)と、完成をよろこぶ子どもたち(右)

ケニアの難民キャンプ/居住地で深刻なトイレ不足に陥っていた小学校2校に、18基のトイレを新設しました。支援を受けた小学校に通う5年生の児童は「日本という遠い国から応援してもらえるなんてびっくりで、とてもうれしいです。これからも勉強をがんばりたいです」と話しました。
まるごとプロジェクト2023「小学校4校にトイレを設置​~適切な学習環境と衛生環境を整備~​」@ケニア

「ご支援で人生が変わりました」

最初は布をハサミで切ることさえ難しかった参加者も、研修を終える頃には服の仕立てができるようになりました

障がいのある女性とその家族28名​を対象に、縫製技術を学ぶ研修を約1年間実施しました。この研修に参加した聴覚障がいのあるニショナさん(写真右)は、「研修の修了後は、提供していただいたミシンを使って仕立て屋を開業しました。友だちができて、収入も得られるようになり幸せです」と自信に満ちた表情で語りました。
(まるごとプロジェクト2022「障がいのある女性や障がい児家族の生計支援」@タジキスタン)

 


ご支援者さまからの声

桃井様の顔写真まるごとプロジェクト募金2023でミャンマーのプロジェクトにご協力くださった桃井美鈴さま

私は、ミャンマー・ヤンゴンの障がい者のための職業訓練校の支援に協力しました。日頃ミャンマーについてのニュースはあまり耳にすることもなく、思いを馳せる機会もなかなかないものです。ですが、支援をきっかけに、駐在員の方々からの活動報告を通じて、遠い国の人々のことを知り合いのように身近に感じることができました。猛暑に悩まされるミャンマーで、扇風機しかない校舎に新しくエアコンを導入する支援でしたが、設置後の報告の写真を見ると、皆さんがにこにこと張り切ってお仕事をされており、私もそこに入っていたい、と思ったほどです。

障がいのある方が学んだり、将来の可能性を広げたりすることを、日本から後押しできるのはすごいことです。支援が役に立ち、現地の方々が喜んでくださることを何より嬉しく思います。これからも皆さんの活躍を応援しています。


今、困難な状況にある方々へ必要な支援を届けるために、皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。

まずはお気軽にお問い合わせください

まるごとプロジェクト募金の詳しい資料をお送ります。

お問い合わせフォームはこちら

フリーダイヤル:0120-786-746

担当:AAR東京事務局 桐生(きりゅう)、平井(ひらい)

※個人だけでなく法人などからのご寄付も受け付けております。
※ご寄付は寄付金控除の対象となります。寄付金控除についてはこちら


ご寄付が決まったプロジェクト

タジキスタン 障がいのある女性たちに縫製研修とミシン提供(ご寄付が決まりました)
パキスタン 聴覚障がい児のための学習応援キットを制作(ご寄付が決まりました)
カンボジア 障がいのある女性の就労支援(ご寄付が決まりました)
ウガンダ 子どもの教育を支える保護者への生計支援(ご寄付が決まりました)
ミャンマー 障がい者を支え続ける職業訓練(2口募集し、1口決まりました。残り1口募集中です)


 タジキスタン

障がいのある女性たちに縫製研修とミシン提供

仕立てた服を持って微笑む受講生たち
タジキスタン(AARのタジキスタンでの活動
募集金額 【ご寄付が決まりました】115万円×1口
支援内容 タジキスタンでは女性の社会進出が遅れており、なかでも障がい者やその家族は、障がいに対する差別や偏見のために社会から孤立しがちです。障がいのある女性や障がい児を育てる女性6人へ6カ月間の縫製研修を実施し、修了生には開業に必要なミシンなどを提供します。自宅で仕事ができる環境を整え、経済的・社会的自立を後押しします。

自立して生きるための力をすべての女性に

兼松の顔写真

兼松 結タジキスタン駐在員

タジキスタンの障がいのある女性や障がい児家族は、周囲の差別や偏見のために、家に閉じこもりがちになることがあります。自宅でも取り組める縫製技術を学ぶことで、仕立て屋として自分の力で生きていく道を切り開いていくことができます。この研修を一人でも多くの方に届けるために、皆さまのご支援をお願いいたします。


パキスタン

聴覚障がい児のための学習応援キットを制作

パキスタン(AARのパキスタンでの活動
募集金額 【ご寄付が決まりました】100万円×1口
支援内容 教育に対する理解不足や偏見により、パキスタンでは障がいのある子どもたちの多くが学校に通えていません。特に聴覚障がい児は、手話を指導できる講師が極めて少ないうえ、映像教材なども不足しているため、「手話を学ぶ」ことさえ困難です。
手話を学ぶための小冊子やビデオ、国語であるウルドゥー語の学習ビデオを含む「学習応援キット」を製作し、講師の不在時も児童が学び続けられる環境を整えます。

すべての子どもの学びの扉を開く

小柳 勇人パキスタン駐在員

AAR が支援しているパキスタンの聴覚障がいのある子どもたちは、まず手話を通じてウルドゥー語を学んだ後、ウルドゥー語を使って英語などの他の科目を学習します。手話を習得することは、子どもたちが学校で学び続けるための重要な第一歩となります。すべての子どもに平等な学びの機会を提供するため、お力添えをお願いします。


カンボジア

障がいのある女性の就労支援

カンボジア(AARのカンボジアでの活動
募集金額 【ご寄付が決まりました】110万円×1口
支援内容 女性の社会進出が遅れているカンボジアでは、特に障がいのある女性の就労機会が非常に限られています。女性たちが通う職業訓練校の職員に、障がい者の受け入れや就労支援のスキル向上を目指す研修を実施します。訓練生をより一層適切にサポートできる体制を整え、社会参加の機会を広げます。また、障がいのある女性が実際に働くイメージを具体的に描けるように、障がい者雇用を促進する企業での職場見学ツアーを実施し、社員と対話する機会を設けます。

「働く未来」を描いてほしい

山本啓太

山本 啓太カンボジア駐在員

都市部の企業や工場では障がい者雇用が進みつつあるものの、地方では依然として厳しい状況が続いており、一日中家で過ごす障がい者も多くいます。障がいのある女性の「仕事をしたい」という願いを実現させ、経済的に自立できるよう、皆さまのご協力をお願いいたします。


 ウガンダ

子どもの教育を支える保護者への生計支援

ウガンダ(AARのウガンダでの活動
募集金額 【ご寄付が決まりました】150万円×1口
支援内容 主にコンゴ民主共和国からの難民が暮らすチャングワリ難民居住地およびその受け入れ地域では、経済的な理由で多くの子どもたちが学校に通えていません。特に脆弱な家庭の保護者 5 人に、縫製や農業など、収入を得るためのスキルを習得する職業訓練を実施します。また、計画的なお金の使い方を学ぶための家計管理・ビジネススキル研修を実施し、経済的自立を後押しします。保護者が安定的な収入を得られるようになることで、子どもの教育を受ける権利を守ります。

貧困を理由に学ぶことを諦めてほしくない

秋山 広輔ウガンダ駐在員

「授業料を払えない」「学用品が購入できない」という理由で、学ぶことを諦めざるを得ない子どもたちにこれまで何人も会ってきました。保護者が安定的な収入を得て、学費の支払いや学用品の購入を継続的にできるようになることで、未来を担う子どもたちが学び続けられます。皆さまのお力添えをお願いします。

まずはお気軽にお問い合わせください

まるごとプロジェクト募金の詳しい資料をお送ります。

お問い合わせフォームはこちら

フリーダイヤル:0120-786-746

担当:AAR東京事務局 桐生(きりゅう)、平井(ひらい)

※個人だけでなく法人などからのご寄付も受け付けております。
※ご寄付は寄付金控除の対象となります。寄付金控除についてはこちら

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