ミャンマー地震緊急支援　|　緊急支援　|　AAR Japan［難民を助ける会］：日本生まれの国際NGO

2025年3月29日（2025年5月1日更新）

3月28日、ミャンマー中部のマンダレー付近を震源とする大きな地震がありました。地震の規模を示すマグニチュードは7.7で、3,000人以上が犠牲となるなど被害が拡大しています。AAR Japan［難民を助ける会］は現地協力団体と連携して、被災した人々に直接支援を届ける活動を行っています。

障がい者・障がい児への支援

倒壊した家屋の前に立ち尽くすAARが運営する職業訓練校（ヤンゴン）の修了生の女性シュエさん（仮名）＝ミャンマー中部・マンダレー地域で2025年3月30日

AARは1999年にミャンマーでの活動を開始し、障がい者のための職業訓練校をヤンゴンで運営するなど、障がい者への支援を行っています。また、里親制度「子どもの未来プログラム」を通じて、リハビリや学習支援の提供など、障がいのある子どもたちへの支援も行っています。

今回のミャンマー地震を受け、AARは発生直後に職業訓練校の修了生と支援を受ける子どもたちの安否確認を実施。被災した障がい者、障がい児に食料や生活用品を買うための資金を提供するなどの支援を行っています。

支援物資の配付

被災者に食料や水を手渡すAARの現地協力団体職員＝ミャンマー中部マンダレー地域で2025年4月2日

ミャンマー中部の被災地では、地震の影響で商店や市場が壊滅して流通が止まっており、被災者への水や食料の提供が急務となっています。また、一年で最も暑い「暑季」を迎えており、家を失った人々は40度近い猛暑の中、屋外での過酷な避難生活を余儀なくされています。

AARは現地協力団体を通じて、ミャンマー第2の都市マンダレー、震源地近くのザガイン地域で障がい者を含む被災した人々に物資を配付する緊急支援を行っています。水や食料品に加え、ブルーシート、蚊帳、衛生用品などを配付しています。

以下で、活動の詳細をご報告しています。

活動レポート

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AARは現地協力団体を通じて、被災した人々に直接支援を届けます。ミャンマー地震緊急支援にご協力くださいますよう、お願い申し上げます。