東南アジアの内陸国ラオス中部で8月上旬から続いた大雨によって、16県70郡800村で、洪水や土砂崩れが発生し、約5万人が被災しました。家屋倒壊や浸水、農地や道路、学校の倒壊など生活インフラにも甚大な影響が出ています。
8月からの豪雨はちょうど雨季と重なり、復興や生活再建の目途が立っていません。特に農地は壊滅的な被害をこうむり、農家が多くを占めるラオスでは、10~11月の収穫時期を前に生活の糧を失うことを意味します。家畜を失い、悲嘆にくれる農家もたくさんいます。ラオスの行政には、生活再建や復興に向けた十分な資金がなく、継続的な支援が必要となっています。
AAR Japan[難民を助ける会]は9月8日から、現地の日本人駐在員とラオス人スタッフの計3人が被災地調査に向かいます。被害の大きかった被災地の一つ、中部サワナケート県で、行政側からニーズを聞き取り、継続的な支援にあたります。被災地では、コメや麺類、飲料水、缶詰が必要とされています。
日本ではほとんど報道されないラオスですが、災害はどこでも起きています。AAR はニュースにならない国・地域でも、助けを必要とする被災者がいる限り、支援を実施します。皆さまのご理解・ご支援をよろしくお願い申し上げます。
活動レポート
ラオス洪水被災地で食料など緊急配付 | 活動レポート | AAR Japan[難民を助ける会]:日本生まれの国際NGO東南アジアの内陸国ラオス中部で8月上旬から続いた大雨によって、16県70郡800村で、洪水や土砂崩れが発生し、約5万人が被災しました。特に農地や家畜、道路の被害が大きく、被災住民は不安な日々を過ごしていま...
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