パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスと、イスラエルの間の衝突が激化しています。現地の報道では、10月7日から22日までにイスラエル側で１４００人以上が死亡し、ガザ地区での死者も４３００人以上に上っています。封鎖状態にあるガザでは、砲撃にさらされた人々が家を追われ、水、食料、電力、医療などの不足に苦しんでいます。

日々、多大な犠牲が出ていることに、耐えがたいほどの痛みを感じます。犠牲者とその家族のみなさまに、心からお悔やみを申し上げます。

AAR Japan［難民を助ける会］は、当該地域での十分な活動経験がなく、現在は立ち入ることすらかないません。今すぐの対応は困難ですが、今後の近隣国への難民退避状況を注視し、情報収集と検討を継続いたします。支援が可能と判断した場合には改めてお知らせいたします。

どうぞ今後ともＡＡＲの活動にご理解、ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

AAR Japan［難民を助ける会］　理事長　堀江 良彰