2024年12月1日から2025 年4 月30 日まで実施した書き損じハガキキャンペーンに、多くの方がご賛同・ご協力くださり、2万6,583 枚ものハガキ・切手と温かいメッセージをお寄せいただきました。ご協力に心より御礼申し上げます。

AAR Japan［難民を助ける会］は、お送りいただいた書き損じハガキや未使用切手を資金として活用し、現地バングラデシュの障がい者支援団体「SARPV」とともに、2025年8月から、障がいのある方々への支援を開始します。バングラデシュ南東部コックスバザールの難民キャンプと、その周辺の集落に暮らす、子どもと高齢者を含む200人を対象に、車いすや歩行器などの補装具、リハビリテーションサービスなどを提供する予定です。現在難民キャンプに暮らす多くの障がい者は、十分なケアを受けられていません。この活動を通して、適切な医療サービスを提供し、障がい者の生活を改善するために、活動してまいります。

「小さなサポートや後押しが、障がい者の人生を大きく変えます」

 

カジ・マスドゥル・アラムさん（SARPV 地域統括)

私は、SARPVで20年以上、障がい者をはじめ社会的に弱い立場にある人々を支援しています。立てなかった子どもが立ったり、歩けなかった人が歩けるようになったりするのを見ると、何とも言えない幸せを感じます。ほんの小さなサポートや後押しが、彼らの人生を大きく変えるのです。困っている人々に手を差し伸べるAARの精神は、私たちの基本理念と同じであり、こうして連携できることを誇らしく思うと同時に、日本の皆さまのご支援に心から感謝いたします。

書き損じハガキ、未使用切手の仕分け作業を行うボランティアの皆さん

当キャンペーンを通じた書き損じハガキ・未使用切手の募集は終了しましたが、AARでは常時書き損じハガキ・切手を受け付けています。AARが実施中の活動に活用させていただきますので、お手元にございましたら、是非お送りください。

送り先
〒141-0021 東京都品川区上大崎2-12-2 ミズホビル7F
AAR Japan 物品募集係