一般社団法人日本モバイル建築協会(東京都千代田区内神田、長坂俊成・代表理事)は、茨城県境町に建設されたモバイル建築ユニットを使った宿泊施設「ホテルスタンバイリーグさかい」で、AAR Japan[難民を助ける会]への寄付つき宿泊プラン「世界の難民支援プラン」を開始しました。日本初の「動くホテル」と呼ばれる同ホテルを利用すると、1泊あたり100円がAARに寄付される仕組みです。
さらに「ホテル1棟貸し切りで安心、合宿・研修プラン」(企業研修や大学のゼミ合宿向けの貸し切りプラン)や、ふるさと納税による宿泊券を利用した場合も、AARへの寄付が適用されます。研修や合宿、旅行やテレワークなど、さまざまな用途にぜひご利用ください。
【モバイル建築とは】
完成した建築物を解体せずに容易に基礎から分離してクレーンなどで吊り下げ、トラックで輸送して、迅速に移築を繰り返すことができる構造を持つ建築物の総称です。同協会は、これらのユニットを、普段は各地で多様な用途に活用しつつ、災害時にはそのまま避難所として使える「社会的備蓄」として広める取り組みを行っています。
【会費からのご寄付も】
同協会は、会員企業に対してモバイル建築ユニットの製造ライセンスを提供し、ライセンスに基づき製造した会員企業は製造数に応じた会費を同協会に納めています。同協会はその会費から1ユニットあたり1,000円をAARへ寄付するプログラムも開始しました。
ご協力に心より御礼申し上げます。