遺贈/相続財産を寄付する Bequest
©Yoshifumi Kawabata
想いをつなぐ。未来に託す。
「次の世代に想いを引き継ぎ、夢を託したい」「社会に広く恩返ししたい」。
実り豊かな人生の集大成として、ご自身の財産を社会貢献に取り組むNGOに託す
「遺贈寄付」への関心が高まっています。
遺贈や相続財産寄付について、どんなことでもお気軽にご相談ください。
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遺贈寄付の事例と声 Examples and voices
AARの支援活動は、皆さまのお気持ちに支えられています。
お寄せいただいた遺贈・相続財産寄付の事例をご紹介します。
Case 1
「世界の子どもたちに役立てて」
遺贈寄付をくださったH様(80代女性)
©Yoshifumi Kawabata
H様は伴侶に先立たれ、お子様もおらず、おひとりで晩年を過ごしておられました。 最後を看取ったご友人によると、いつも和服を着こなし、日本舞踊をたしなむなど上品で穏やかなお人柄である半面、毅然とした方だったといいます。 また、 新聞を毎日欠かさず読んで、日本や世界のニュースに関心を持っておられたようです。
そんなH様は 「私には子も孫もいないので、 自分が逝った後、財産を残すべき身内はいない。それなら世界の子どもたちのために、 少しでも遺産を役立ててほしい」と語っておられました。 経済的に不自由なく暮らし、「自分は恵まれている。世の中に恩返ししたいというお気持ちだった」とご友人は話します。知人に紹介されて、難民を助ける会への遺贈を決意され、ご逝去の後、遺言に従って自宅の売却代金と預金全額をお寄せくださいました。当会はH様の尊いご遺志を大切に受け止め、難民支援に有効に使わせていただきました。
Case 2
「両親の気持ちを託しました」
相続財産を寄付されたE様(60代男性)
ご両親の遺産の一部をシリア難民支援にお寄せくださったE様は、「父母は生前、 さまざまな社会問題に関心を持ち、テレビで難民のニュースを見て『気の毒に…少しでも助けになれば』と援助団体に寄付したり、北海道の森林保護運動を応援したりしていました。それぞれが亡くなった時に遺言はありませんでしたが、遺産の一部を社会に役立てることは両親の遺志にきっと適うだろうと考えて、付を決めました」 と話されます。
中学校教師だったE様ご自身も、国際協力や社会貢献の授業をした経験があり、テレビ番組で見た紛争地の地雷被害者に特に心を痛めておられたそうです。ご寄付にあたって地雷対策や難民支援に取り組む非営利団体を探す中で、当会を選んでくださいました。「寄付の領収書を仏壇に供えて報告しました。 両親も満足してくれていると思います」 とE様。私たちは責任をもって、ご両親とE様の温かいお気持ちを難民支援に役立ててまいります。
遺贈寄付とは What is charitable bequest
遺言によって、ご自身の財産の
一部またはすべてを
法定相続人以外の特定の
個人・団体に譲り渡すことを
「遺贈」と言います。
豊かな人生を次の世代に引き継ぐことで、皆さまの温かいお気持ちは世界で生き続けます。
遺贈先にAARをご指定いただければ、
海外・国内の難民や障がい者支援、被災者支援に充てられます。
AAR Japan[難民を助ける会]は、東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。
ご寄付いただいた財産は、申告により相続税の課税対象になりません。
遺贈寄付の流れ、
手続き方法
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1相談する/遺言執行者を決める
遺言内容を円滑に実現するために、財産の引き渡しや登記手続きなどを行う「遺言執行者」をお決めください。弁護士、税理士、司法書士などの専門家の指定をお勧めします。AARにもお気軽にご相談ください。
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2遺言書の作成
法的に有効な遺言書を作成するために、「公正証書遺言」の作成をお勧めします。
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3遺言書の保管
AARを遺贈先に指定された旨をご連絡ください。公正証書遺言の原本は公正役場で保管されます。
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4ご逝去~遺言執行者へのご連絡
ご家族などから遺言執行者にご逝去をお知らせいただきます。
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5遺言書の開示/遺言執行
遺言書に基づき、遺言執行者が適正に遺贈寄付の手続きを進めます。
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6AARから領収証と感謝状をお送りします
領収証(相続税控除の申告に必要)、およびご遺族のご希望に応じて感謝状をお送りします。
ご質問、ご相談などのお問い合わせは
遺贈寄付に関するご質問やパンフレットの
ご請求など、お気軽にお問い合わせください。
担当:稲邉 月~土 10:00~18:00
※いただいた個人情報は厳重に管理します。
プライバシーポリシーはこちら。
相続財産(遺産)の寄付 Legacy giving
ご両親など故人から
相続された財産を
ご寄付いただけます。
AARに寄付された場合、相続開始から10ヵ月以内にAARが発行した領収証を添えて相続税の申告を行うと、寄付された分は非課税になります。ご寄付くださった方には、感謝状をお送りします。
香典・供花代の寄付 Funeral offering
故人の温かいお気持ちを
会葬者の皆さまに
お伝えできます。
香典・供花代へのお返しに代えてご寄付いただくことで、故人の温かいお気持ちを会葬者の皆さまにお伝えできます。また、AARより香典・供花代をくださった方々へのお礼状をご用意いたします。香典返しにチャリティ商品もご利用いただけます。
よくあるご質問 FAQ
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金額はいくらから寄付
できますか?遺言による寄付というと、大きな金額をイメージされるかもしれませんが、金額の多寡は関係ありません。財産の一部をご寄付いただくこともできます。
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誰に相談すれば
良いですか?弁護士、税理士、司法書士、行政書士など専門家にご相談されることをお勧めします。また、AARの理事に弁護士がおりますので、AARにご相談いただくことも可能です。
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現金以外の寄付は
できますか?不動産や有価証券など現金以外の寄付は、原則として遺言執行者に現金化(換価処分)していただいたうえでのご寄付をお願いしています。ご事情によって最大限ご対応いたしますので、まずはAARにご相談ください。
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寄付はどのように
使われますか?AARが実施する海外・国内での人道支援活動に充てられます。支援したい国・地域や事業をご指定いただくこともできます。
ご質問、ご相談などのお問い合わせは
遺贈寄付に関するご質問やパンフレットの
ご請求など、お気軽にお問い合わせください。
担当:稲邉 月~土 10:00~18:00
※いただいた個人情報は厳重に管理します。
プライバシーポリシーはこちら。