一般社団法人旧尾崎邸保存プロジェクト(東京都世田谷区/共同代表 山下和美代表理事・笹生那実代表理事)は、AAR Japan[難民を助ける会]の台湾東部地震および台風被災者支援・防災支援に役立ててほしいと、1,124万4,500円をご寄付くださいました。AAR東京事務局で12月23日、贈呈式が開かれ、当会から感謝状をお贈りしました。
旧尾崎邸保存プロジェクトは、AAR創設者・相馬雪香(1912~2008年)の両親である政治家、尾崎行雄・テオドラ英子夫妻ゆかりの洋館「旧尾崎テオドラ邸」(世田谷区豪徳寺)の保存・活用を目的として、笹生さん、山下さんら著名な漫画家が中心となって進められてきた事業です。
今回のご寄付は、旧尾崎テオドラ邸で8月23日~9月30日に開催された「能登半島・台湾被災地支援チャリティーオークション」で、漫画家の皆さんの直筆色紙を販売し、落札された金額をお寄せいただいたものです。ご寄付は4月の台湾東部地震、10月に台湾に上陸した台風21号の被災者支援に加え、台湾における防災対策事業に活用されます。
感謝状贈呈に際して、笹生代表理事から「尾崎テオドラ邸の縁でつながりのあるAARを通じて、日本がお世話になってきた台湾の被災者支援に協力できたのは本当に良かった」との言葉をいただきました。
旧尾崎邸保存プロジェクトおよび直筆色紙をご提供いただいた漫画家の皆さまに心より御礼申し上げるとともに、いただいたご寄付を被災者支援・防災支援に着実に生かしてまいります。
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「旧尾崎テオドラ邸」生まれ変わってオープン:AAR創設者・相馬雪香ゆかりの洋館 特別インタビュー