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支援者紹介

加藤学園暁秀中高の皆さんが難民の子どもたちのためにご寄付

2025年10月20日

加藤学園暁秀中学校・高等学校(静岡県沼津市)の生徒有志でつくる「奉仕会」が、AAR Japan[難民を助ける会]のチャリティーグッズの販売や募金活動に自ら取り組み、寄付をしてくださいました。

活動の中心になったのは、「奉仕会」の会長で、同高校2年の塩見珠希さん。塩見さんは今年7月、AARの高校生向けワークショップ「難民問題を知る 考える 行動する」に参加し、アフリカ・ウガンダの難民居住地の子どもたちは貧困などのために約9割が小学校を卒業できないことを知りました。教科書が足りず、ノートに教科書を写して勉強するためノートとペンが買えないと授業についていけず、学業をあきらめる事例が多く見られます。

塩見さんは中高校生の自分たちでもできることをしたいと、参加直後の夏休み中に学校と「奉仕会」のメンバーに相談。同会の24人が力を合わせ、9月末のバザーでAARのチャリティー・グッズ(タオル、ポストカード、せっけん)の販売と募金活動を実現させました。グッズの売上げは4万8800円、募金総額は2万4,766円に上り、そこからグッズ原価を差し引いたご支援で、アフリカで約90人の子どもにノートとペンを配付することができます。

塩見さんは「難民の子どもたちの教育のために使ってください。他の学校にもこのような活動が広がり、難民問題を身近な問題として捉えてくれる人が増えることを願っています」と話しています。

同校の皆さまによるご協力に心より御礼申し上げます。
加藤学園暁秀高等学校、同中学校のホームページはこちら

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