内戦が続いていた中東シリアで12月8日、反政府勢力が首都ダマスカスを制圧し、アサド政権が崩壊しました。今後、トルコなどの近隣国に避難していた難民がシリアに帰還することが見込まれる一方で、長引く内戦の影響により、安全な住まいや生活環境を確保できず、食料や医療サービスなどの基本的なニーズが不足することが懸念されています。

AAR Japan［難民を助ける会］は現地の協力団体と連携して現地情勢と帰還民のニーズの調査を行い、食料や物資を配付する緊急支援を行う予定です。AARはシリア危機が始まった2011年以降、シリア国内で現地協力団体とともに障がい者支援などさまざまな分野で活動を行ってきた実績があります。

祖国に戻ったシリア帰還民や国内避難民の生活再建のために、多くの支援が必要とされています。AARのシリア帰還民支援へのご協力をお願い申し上げます。

※指定された緊急支援活動に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合は、次なる緊急支援などに活用いたします。あらかじめご了承ください。