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災害時の多様性配慮ガイドラインが発行されました

2025年6月12日

視覚障がい者とのイベントの様子

AARは災害発生時、困難な状況に置かれる障がい者などを中心に支援活動を実施しています。写真は、日本障害フォーラム(JDF)と協働した「視覚障がい者が能登半島地震について語る会」=石川県七尾市で2024年6月20日

AAR Japan[難民を助ける会]が加盟するJVOAD(特定非営利活動法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)は、「被災者支援コーディネーション ガイドライン<多様性配慮>」を発行しました。

当会は、本ガイドラインの作成にはワーキンググループメンバーとして参画し、主に「障がい者」の章の執筆を担当しました。

本ガイドラインは、災害時に年齢、性別、障がい、性的指向・性自認など、多様な背景を持つすべての被災者が適切な支援を受けられるようにすることを目的としています。

また、支援現場での「多様性」やそれに伴う「脆弱性」への理解を深め、関係機関や支援団体の間での調整(コーディネーション)がよりインクルーシブかつ実効性のあるものとなるよう、知識・態度・スキルの共有を促進する内容となっています。

法制度や国際的な人道支援基準を踏まえながら、支援現場の声を反映した実践的な指針であり、被災者支援に関わる行政、NPO、社会福祉協議会、企業など多様な主体にとって有用な資料となっています。

ぜひご一読いただき、今後の災害支援の現場でお役立ていただければ幸いです。

こちらからpdfファイルをダウンロードできます。

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