活動レポート Report

「難民の日」写真展を開催しました@モンベル御徒町店

2023年7月13日

AAR Japan[難民を助ける会]は、株式会社モンベル(本社:大阪市/辰野岳史代表取締役社長)のご協力により、モンベル御徒町店(東京都台東区)4階のイベントスペースで、国連が定める「世界難民の日」(6月20日)にちなみ、6月16から6月20日まで世界難民の日写真展「今、地球のどこかで」を開催しました。

壁に飾られた写真の数々に見入る来場者7名。写真にスポットライトがあたっている。手前に休憩用の机といすあり。

写真展の展示に見入る来場者たち

フォトジャーナリストの川畑嘉文さん、フォトグラファーの新畑克也さん、龍神孝介さんの作品に加え、AAR職員が難民支援の現場で撮影した写真など、アジア・中東・アフリカ・欧州の難民の状況を伝える写真約50点を展示。6月18日にはフォトジャーナリスト川畑嘉文さんによるトークショーを行いました。

トークショーでは、川畑さんが写真展で展示してあるアフリカ、アジア、欧州で出会った難民の方々のストーリーについてお話しされたほか、AAR広報部長の吉澤有紀が、AARの活動地における支援内容やその背景、過酷な生活環境などについてご説明しました。

川畑さんがテーブルを前にマイクを持って話している。その右側で話しを聞く吉澤

写真や撮影当時のエピソードを話すフォトジャーナリストの川畑嘉文さん(右)。左はAAR広報部長の吉澤有紀

質疑応答の時間にはたくさんのご質問もいただきました。参加者からの、「世界の紛争を根本的に解決するには?」というご質問に対しては、川畑さんより「一人ひとりが世界の問題に関心を持つこと。そして、どんな小さなことでも自分にできることをする、それが世界を動かす一歩になる」という力強いコメントをいただきました。

会場に所狭しと並べられた椅子に座る来場者の皆さん。奥の壁には展示された写真が並んで見える

トークショーに熱心に聞き入る来場者の皆さん

トークショーを含め、写真展開催期間中には多くの方々がチャリティ商品をお買い上げくださったほか、募金もしてくださいました。来場者からは、「モンベルさんがこのような活動を支援していることを知らなかった」「写真展やトークショーで、世界の状況について考えさせられました」など、たくさんのコメントや感想をいただきました。

期間中の来場者数は213 名、トークショーには約50名が参加され、チャリティ商品や川畑さんの書籍などの売り上げは 61,100円、ご募金総額は42,055 円となりました。ご協力に心より御礼申し上げます。

株式会社モンベルのWEBサイトはこちら

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