活動レポート Report

支援現場「リアルに感じた」:高校生向け講座開催

2023年8月25日

AAR Japan[難民を助ける会]は、夏休みの高校生向け講座「難民支援のリアル~探究型レポート作成のヒント」を8月23日、東京事務所(品川区)で開きました。講座には計18人が参加し、関心がある問題について職員と個別に会話するなどして難民問題への理解を深めました。

AAR職員と高校生がグループワークを行っている写真

高校生向け講座でのグループワークの様子

このイベントは、難民支援の現場の実態について若い世代に伝え、関心を持ってもらう目的で開催されました。事前資料として「難民問題理解のための基礎知識」を配布。当日前半は「難民とは何か。受け入れをめぐる議論はなぜすれ違うのか」、「緊急支援発生時から、プロジェクト終了までの過程と課題」についての二つの講義を聞きました。また当会のアフガニスタン人職員から、日本に退避するまでの生々しい体験も語られました。後半はグループ・ワークで感想や意見を交換。さらにウクライナでの支援の方法など、参加者各々の関心分野や課題に応じて、現地で活動してきたAAR職員と個別に話をしました。

参加者からは「ネットだけではよく分からなかった現地の状況がよく分かった」「難民でもある職員の方の話が聞けてとても貴重な体験になった」「同世代の人の意見がすごく刺激になった」などの声が寄せられました。

AARでは多彩なバックグラウンドと専門性を持つ職員が「難民」「国際協力」「障がい者支援」などテーマに応じて、全国で講演・出前授業(対面・オンライン)も行っています。お気軽にご相談ください。

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