国際協力やSDGs(持続可能な開発目標)の活動に取り組む関西の高校生による「ワン・ワールド・フェスティバルfor Youth 2023」(関西NGO協議会主催)が12月17日、大阪YMCA(大阪市西区)で開かれ、京阪神エリアの高校を中心に多数の来場者で賑わいました。AAR Japan[難民を助ける会]は今回初めて参加し、難民支援について講演しました。
高校生が主体となって企画・運営を担う同フェスティバルは、今年で10回目の開催。「私たちが描く持続可能な未来の社会図」を掲げて、高校生やNGO、国際機関などのブース出展に加え、講演や体験授業、進路ガイダンスといった多彩なプラグラムが組まれました。
AAR東京事務局兼関西担当(神戸駐在)の中坪央暁は、「難民支援のリアル」と題して講演。当会が支援活動に取り組むウクライナ人道危機、ロヒンギャ難民問題について、実際に現場で撮影した動画・写真を使って解説し、「21世紀の今日、世界は全部つながっている。世界の現実を他人事ではない自分の問題として考えてほしい」と呼び掛けました。
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