活動レポート Report

企業と連携して非常用の携帯トイレなど提供:能登半島地震

2024年1月7日

石川県・能登半島で1月1日に起きた最大震度7の地震では、120人以上が亡くなり、多数の方々がなお行方不明のままです。被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。AAR Japan[難民を助ける会]は緊急支援チームの現地派遣に加え、企業の皆さまと協力して非常用の携帯トイレなどの支援物資をお届けしています。

施設の入り口に立つ男性と、運び込まれた段ボールの山

障がい者事業所に運び込まれたモンベルからの支援物資=石川県七尾市町屋町の「ゆうの丘」で、2024年1月7日

被災地からは「断水が長引き、衛生状態が悪化している。非常用の携帯トイレが早急に必要」との声が届いています。AARと連携する企業の皆さまにご相談し、株式会社モンベル(大阪市)からは非常用の携帯トイレ2,000組、トイレ用テント20セットを提供していただきました。株式会社アントレックスのボランティア(花井秀之さんら4人)にお手伝いいただき、7日に石川県七尾市の障がい者事業所にお届けすることができました。

株式会社エクセルシア(東京都世田谷区)からは、ポンチョ付きの携帯トイレ「ほっ!トイレ・ミニ」1万6,000個、「ほっ!トイレ・ラージ」3,000個のご提供があり、AARが別途調達した分と合わせて約2万個を、全国市長会と協力して石川県に6日に届けました。

株式会社フェリシモ(神戸市)からは、体ふきシート5,200枚、水のいらないシャンプー、水タンク(折り畳み式)、水なしマウスウォッシュなどをご提供いただきました。

フェリシモ提供のボディタオルなどが入った箱が積み上げられています。

配送の準備が整ったフェリシモ提供のウエットタオルなど=2024年1月5日

倉庫からたくさんの段ボールがトラックに積み込まれています。段ボールには全国市長会 AAR Japanの文字が書かれています。

エクセルシアの非常用の携帯トイレを発送する様子=2024年1月5日

こうした製品は災害の発生直後から入手が非常に難しくなるため、企業の皆さまのご協力がとても重要です。他にも物資提供や店頭募金など連携のお申し出をいただいており、お力添えに深く感謝申し上げます。AARは引き続き、避難所での炊き出し、障がい者・高齢者施設への支援に加え、企業の皆さまのご協力で支援物資を被災地に届けてまいります。

*現地への配送手配の関係上、個人の方からの物資提供はお受けしておりません。ご了承ください。

ご支援のお願い

能登半島地震緊急支援への
ご協力をよろしくお願い申し上げます。

ご寄付はこちら

※ご寄付の使途で「能登半島地震緊急支援」をお選びください。
指定されたご寄付は必ずその活動に活用いたします。

※AARは東京都により認定NPO法人として認定されており、
ご寄付は寄付金控除の対象となります。

関連したレポート・ブログを読む

活動レポートTOP

すべての種類のレポート・ブログを見る

もくじ お探しのページはこちらから ページ
TOP