AAR Japan[難民を助ける会]は1月18日、立命館守山中学・高校(寺田佳司校長/滋賀県守山市)で高校2年の出前授業を行い、東京事務局兼関西担当(神戸駐在)の中坪央暁が今月発生した能登半島地震の被災地支援について紹介したほか、「難民支援の現場~ウクライナ人道危機を中心に」と題してお話ししました。
同校はグローバル教育や探究学習に力を入れており、今回の授業は高校2年生の久保和紀さんたち生徒が自主的に企画して実現したものです。授業の冒頭、生徒の皆さんがシリア、アフガニスタンなど世界で1億1,400万人を超える難民問題の現状について、調べたことを発表しました。
中坪は今月1日の能登半島地震の発生直後からAARが炊き出し、物資提供などの緊急支援を実施していることを紹介。また、間もなく2年になるウクライナ人道危機について、同国内と周辺国で撮影した動画・写真を使って、戦時下の状況や人々の思い、AARの難民・国内避難民支援を説明し、「世界は全部つながっている。国内外で紛争や災害が相次ぐ今、そうした現実を自分たちの問題として考えてほしい」と呼び掛けました。
AARは国際理解教育の出前授業(対面・オンライン)を全国で実施しています。どうぞお気軽にお問い合わせください。 詳細はこちらから。