活動レポート Report

ウクライナ難民受け入れ施設に食材提供:モルドバ

2022年4月1日

食事の前で笑顔の母親と娘

AARが調達した食材をもとに提供された食事とウクライナ難民の親子

「おいしい食事で元気をもらっています」――。AAR Japan[難民を助ける会]は、ウクライナ難民が流入した隣国モルドバの首都キシナウで、難民の親子が滞在する学生寮への支援に続いて、公共施設への食材提供を開始しました。AAR緊急支援チームの本間啓大がモルドバから報告します。


キシナウ市内には市民の療養・休養を目的とした公共保養所があり、モルドバ政府の要請でウクライナ難民の受け入れ施設になっています。宿泊や保養の設備が整っていることから一時的な滞在場所として人気があり、常に定員いっぱいの100人近い難民が利用しています。しかし、政府からの財政的な助成がなく、保養所側は食事の提供などの対応に苦慮していました。

いくつものカゴに入った食材を仕分けている

野菜や肉、魚、乳製品、パンなどの食材を仕分けるAAR職員の横銭とシュクル

AARは当地の国連世界食糧計画(WFP)と調整して、保養所に食材を提供することを決めました。初回分として100人の1日3食、1週間分の食材として野菜・果物、肉類や魚、パンやパスタ、調味料などを届けました。

食材調達に苦心していた施設の料理長、スベトラーナさんは「たくさんの食材を提供してくれて助かります。私たちがおいしい料理を作るので、あとは任せてください」と話します。幼い子どもを連れて逃れてきた母親は「育ち盛りの子どもに野菜や肉類などバランスの良い食事を毎日提供していただいて、本当に感謝しています。」と安心した表情を見せてくれました。

オーブンで焼きたてのお肉を披露する、調理した女性

約100人近く滞在するウクライナ難民に食事を手配。手にしているのは肉料理。

1つのお盆に4つほどスープを並べ、配膳準備をしている

スープの配膳に取りかかる保養所のスタッフ。温かく、栄養バランスの取れた食事を提供

AARは保養所への食材提供を当面1カ月ほど継続し、その後ニーズを見極めながら支援内容を調整する予定です。引き続き、AARのウクライナ難民支援へのご協力をよろしくお願い申し上げます。

ご支援のお願い

AARのウクライナ緊急支援への
ご協力をよろしくお願い申し上げます。

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本間 啓大HONMA Akihiro東京事務局

大学院修了後、子ども支援の国際NGO勤務を経て2020年5月にAAR入職。東京事務局で広報を担当。新潟県出身

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