AAR Japan[難民を助ける会]は4月13日(木)、会員、マンスリーサポーター、法人サポーター、ボランティアの方を対象としたトルコ地震活動報告会を開催しました。
2月6日にトルコ南東部で発生した大規模な地震では、隣接するシリアと合わせて5万人以上の死者が確認されています。AARは翌7日から緊急支援を開始し、現在も食料や日用品の配付などの支援活動を続けています。
報告会はAAR東京事務所交流スペースの会場およびオンラインで実施し、合計40名以上の方がご参加くださいました。トルコ事務所代表であり現場で緊急支援チームを率いてきたハリル・オスマンが、緊急支援の内容について、また、今後予定している支援内容について日本語の通訳とともにお話ししました。写真や動画とともに現場の声を伝えながら、被災直後の悲惨な様子や支援が圧倒的に不足している現状が紹介されました。
質疑応答では、参加者の皆さまから「人種によって受け取る支援に違いがあるのか」、「どのような心のケアが行われているのか」などの質問が寄せられ、ハリルは緊急支援の現場で得られた情報を紹介しながら回答しました。
AARは、不定期で会員やマンスリーサポーターの方を対象とした活動報告会を開催しています。通常の報告会やシンポジウムと比べて参加人数が少なく、「アットホームな感じで参加できる」「質問がしやすい」などの感想をいただいています。今後も開催する予定ですので、ぜひお気軽にご参加ください。