生活協同組合パルシステム東京（東京都新宿区）が実施した2023年度「平和カンパ」より、AAR Japan［難民を助ける会］へ85万273円をご寄付くださいました。同カンパは、紛争や貧困などで苦しむ世界の子どもたちを支えようと、組合員の皆さまがご寄付くださっています。AARは、2016年から継続的にご支援をいただいています。皆さまからの温かいご支援に心より御礼申し上げます。
AAR事務所で10月18日に贈呈式が開催され、昨年度まで7年にわたりご支援いただいたシリア難民支援事業と、今年度のカンパで実施するカンボジアでのインクルーシブ教育（障がいのある子もない子も誰もが適切な配慮を受けてともに学べる教育）事業についてご報告しました。
AARはカンボジアで2013年より小学校のバリアフリー化や教員研修などを通じて、インクルーシブ教育を推進してきました。その経験を活かし、今後はより障がい児の就学率の低い高等学校を対象とした活動を行います。
パルシステム東京さまより「障がいによって日中も家で過ごし、教育の機会を得られない子どもたちがいることは、胸が詰まる思い。そうした子どもたちに支援を届けられるのであれば嬉しい」といったコメントをお寄せいただきました。
このたびのご寄付は、カンボジアの障がい児のために大切に活用いたします。
感謝状を手にするパルシステム東京理事の山本様（右）と、目録を手にする事務局長の古川千晶（2023年10月18日）
