2026年7月28日(2026年8月28日更新)
7月28日に発生した最大震度7の熊本地震の被災地では、停電と断水が続き、多くの方が厳しい暑さの中で避難生活を送っています。AAR Japan[難民を助ける会]は緊急支援チームを被災地に派遣して支援を続けています。
熊本地震の発生から1カ月となる8月28日、オンライン活動報告会を開催しました。以下から録画をご覧いただけます。

AARの活動
炊き出し

炊き出しの焼きそばを受け取りに来られた方々=熊本県宇城市で7月30日
パートナー団体とともに、避難所に身を寄せる方や在宅避難者への炊き出し実施中です。栄養のある食事は、猛暑の中で避難生活を続ける皆さまにご好評いただいています。味付けは、熊本で好まれる「甘じょっぱく濃いめ」を意識し、地元の皆さまに味見をしていただいたうえで味を調整しています。これまでに、5,751食を提供しました(8月26日時点)。
メニューの例
おにぎり、カレーライス、焼きそば、ソーメン、五目ごはん、牛丼、うな丼、しょうが焼き弁当、豚汁、ワカメスープ、味玉、スイカなど
物資配付

衛生用品を受け取り笑顔を見せる熊本こすもす園の利用者の方々=熊本県宇城市で2026年8月1日
支援物資の配付とあわせて、避難所や福祉施設の被害状況や必要な支援の調査にあたっています。また、障がい者施設への支援に加え、特別養護老人ホームに嚥下しにくい方用の介護食を提供するなど、高齢者のニーズに即した支援も行っています。これまでに、2,119人に衛生用品や非常食などを配付しました(8月26日時点)。
配付物資の例
飲料、介護食(パウチ)、除菌ウェットシート、大人用おむつ、生理用ナプキン、スポットクーラー、ポータブル電源、保冷シートなど
仮設シャワーを設置

左)設置された仮設のシャワールーム。右)シャワールームにお湯を送る移動式の給湯器をセットする風組関東の山本修一理事=宇城市の豊野町コミュニティーセンターで2026年8月1日
断水の解消が報道されていますが、これは主に基幹の水道管が復旧したという意味で、各家庭には水が届いていない、という地域が多く残されています。AARは宇城市の豊野町コミュニティーセンターや公民館などに、協力団体と連携して仮設式のシャワールームを設置しています。
被災した外国人への物資配付拠点を開設

物資配付場ののぼり(左)とフィリピン製のサバの缶詰(右)=氷川町の「BAR.BASE」で8月13日
外国人被災者が支援物資や情報を受け取れる物資配付拠点を、氷川町と八代市に開設しました。飲料水や食料、衛生用品などを無料で配付しており、必要とする近隣住民の方々にもお渡ししています。氷川町の拠点にはAARスタッフが常駐し、困りごとの相談にも応じています。
「被災地障害者センター」の開設と活動をサポート

被災地障害者センターのSOSチラシ
熊本地震で被災した障がい者をさまざまな分野から包括的に支援する「被災地障害者センター」が、熊本県八代市に開設されました。AARは、専門的支援の調整や住宅関連の支援などで、センターの活動をサポートしていきます。
2016年の熊本地震をはじめ、東日本大震災、能登半島地震など国内の災害支援で培った経験を生かし、引き続き被災された方々のもとへ支援を届けます。
AARの熊本地震緊急支援にご協力くださいますよう、お願い申し上げます。
※AARは、内閣府の「被災者援護協力団体」に登録されており、国や地方自治体と連携して支援活動を行っています。
活動レポート
熊本地震から1カ月:被災地の現状と今後必要な支援 | 活動レポート | AAR Japan[難民を助ける会]:日本生まれの国際NGO
「被災地障害者センター」の開設と活動をサポート:熊本地震緊急支援 | 活動レポート | AAR Japan[難民を助ける会]:日本生まれの国際NGO
言葉の壁を越えて―熊本地震の外国人被災者を支援 | 活動レポート | AAR Japan[難民を助ける会]:日本生まれの国際NGO
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