トキワ松学園中学校高等学校(東京都目黒区)の生徒会が、AAR Japan[難民を助ける会]のチャリティグッズの販売に取り組んでくださいました。自分たちでオリジナルのチラシを作成し、全校生徒に配付して注文を集める方法で5万5,020円を売り上げました。

チャリティグッズを手にするトキワ松学園生徒会副会長で高校1年生のワーグナー・愛さん(左)と、会計担当で同学年の小林千紘さん(右)=トキワ松学園提供
活動の中心となったのは、生徒会副会長で高校1年生のワーグナー・愛さんと、会計担当で同学年の小林千紘さん。そもそものきっかけは2025年7月、同校の保護者会が企画した俳優、サヘル・ローズさんの講演会でした。イラン出身で、戦争により孤児となったサヘルさんは、世界各地の孤児院や難民の子どもたちの支援を続けています。講演会では、アフリカ・ウガンダの難民居住地でAARの活動を視察した体験も語り「みなさんと全く違う経験をしている子どもたちがいることを知ってほしい」と訴えました。
小林さんは「私は花火が大好き。でもサヘルさんから『花火の音を聞くと、爆撃音を思い出して怖がる子もいる』と聞き、生まれた場所が違う、たまたま経験したことが違うだけで、受け止め方がこんなにも違うんだと衝撃を受けました」と振り返ります。
そんな時、同校にAARからチャリティグッズ購入を呼び掛けるチラシが届きました。生徒会担当の山崎智美先生からチラシを渡されたワーグナーさんは「生徒に呼びかけたら買ってもらえるのでは?」と直感。小林さんと二人で、ハンカチなど高校生にとって実用的なグッズを選んでオリジナルチラシを制作しました。購入申し込み用の封筒も付けて、中高の全校生徒に配付しました。

生徒会が作成したオリジナルのチラシ(右)と購入申し込み用封筒
さらに10月27日~11月1日までを「チャリティー・ウィーク」として、手作りのポスターを各教室に掲示したほか、朝の校内放送で連日、購入を呼び掛けました。申し込み商品の集計、AARへの発注、支払い、商品の配付も先生の手を借りずに行いました。
同校では、難民問題や児童労働など世界的な課題について学び、議論する「グローバル・スタディーズ」という独自の授業があります。小林さんは「授業などで知って『可哀そう、これって良くないよね』で終わるのではなく、こういう活動もあって、参加できるよという機会がつくれてよかった」、ワーグナーさんは「現状を知るだけでなく、何らかの行動を起こすことが支援であり、大切なことだと思う。これからもこういう支援の仕方があるよと周囲の人に紹介したい」と活動を振り返りました。
同校の皆さまによるご協力に心より御礼申し上げます。
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